前置き
よく聞くようになったAPIですが、人にきちんと説明することできますか…?
私は恥ずかしながらぼんやりとしか理解していませんでした。
今回はそんなAPIについて初心者に分かりやすくまとめていきたいと思います。
APIってなに…?
一言で表すと
他社が提供しているサービス内の機能や情報を扱える仕組み
です。
Application Programming Interfaceの略称で
ソフトウェアやプログラム、Webサービスの間をつなぐインターフェースとも言われます。
使用するプロセスは
利用者がリクエスト
を送信し、提供者がレスポンス
を返すことで構成されています。
WEB API
HTTP・HTTPS通信によってやりとりするAPIのことです。
GoogleやYahoo、Amazon、楽天、Facebook…など
ユーザーは各社のAPIを利用する事で、各サービスのデータを検索したりサイトで利用したり出来るようになります。
REST API
「RESTの原則」に従って実装されるAPIのことです。
4つの原則を表にまとめてみました。
原を則 | 意味 |
---|---|
アドレス可能性 | 全てのリソースが一意なURI(識別子)を持っている (提供するリソースは全てURIで表現できる) |
ステートレス性 | 情報を保持せずやり取りは1回ごとに完結する |
接続性 | やり取りされる情報に別のリンクを含めることができる |
統一インターフェース性 | リソースの操作(取得、作成、更新、削除)は HTTPメソッド(GET、POST、PUT、DELETE)を利用し 結果はXMLやHTML、JSON、CSV、プレーンテキスト などで返される |
APIを活用するメリット
・開発の効率化やコストを削減することができる
・セキュリティや顧客満足度の向上
・システム変更時の影響が少ない
デメリット
・提供事業者側が API の公開停止やサービス終了のリスク
・トラブルによる不具合
APIエコノミー
APIを活用して広がる活動圏のこと。
具体的にはGoogle Maps APIなどです。
自社で地図を用意する必要がなく所在地や周辺情報を正確に表示することが可能です。
さいごに…
APIを活用することで、利用者側では一から開発する手間がかからずに
高品質なものを実装することができます。
そして提供側もビジネス展開の拡大につながっていくメリットがあります。
しかし利用する上では様々なデメリットも加味しながらAPIを選択する必要があります。