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Java ラッパークラスについて

Last updated at Posted at 2024-03-11

ラッパークラスとは

基本データ型のデータをオブジェクトとして包み込むクラスのことです。
また基本データ型とラッパークラスでは自動的に型変換が行われます。

:pushpin:基本データ型のおさらい

:ledger:ラッパークラスの種類

8種類のラッパークラスがjava.langパッケージに用意されています。
一覧にまとめてみました。

データ型 ラッパークラス
byte Byte
short Short
int Integer
long Long
float Flort
double Double
char Character
boolean Boolean

int型とchar型以外は一文字目が大文字になります

ラッパークラスは参照型なので、初期化していない場合の値がnullになっています。
値を設定していない時に参照型→基本データ型への自動変換が行われると
プログラムの実行時にエラーが出てしまいます。

:ledger:ラッパークラスからStringへのキャスト

ラッパークラスのインスタンスメソッド toString() を使用します。

数値の変数名.toString() と書いて実行することで、その数値がString型へ変換されます。

Integer A = 123;
String number = A.toString();

:ledger:Stringからラッパークラスへの変換

Stringを整数のint(Integer)へ変換したい場合は
Integer.parseInt() というstaticなメソッドを使います。

String S = "123";
int number = Integert.parseInt(S);

:pushpin:String(参照型)のおさらい

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