#現象
Windows11にSQLServer2019を新規インストールしようとすると、インストール中に以下のエラーが発生し、インスタンスが起動できなくなります。エラーの内容は以下の通り。
「データベース エンジンの復旧ハンドルの待機に失敗しました。考えられる原因については、SQL Server エラー ログを参照してください。」
#環境
エラーが出る環境は以下のとおりです。
CPU:Ryzen7 5800H
メモリー:16GB
HDD:512G
#調べてみる
このエラーについて、Google等で検索をすると、大体がサービス開始時のユーザアカウントを変更すると問題なく起動するとありますが、どのユーザに変更してもエラーとなります。
また、Windows8からの環境でUTF-8絡みのエラーもあるようですが、今回はそれも違っていました。
#結論
Dドライブに入れろ
冗談のようですがこれが正解です。
海外のマイクロソフトのQAフォーラムに同様の質問があり、そこに答えがありました。
しかし、注意点が1つあります。Cドライブ以外にインストールするとうまくいくのですが、1ドライブ構成でパーティションを切った状態だとうまくいかないようです。自分の環境でも物理的にDドライブがあったため、成功しています。(インスタンスのみDドライブにインストールするといいという情報もあります。)
また、Windows10からアップグレードした環境は問題なかったとの情報もあります。
SSMSはCドライブでも問題ありません。
コメント欄で「@togo13duke」様のご指摘いただいた通り、M2.SSDが原因でした。
ただ、Dドライブにインストール自体は成功します。サービスはOSの起動時にうまく起動しないのでどのみちM2.SSD環境ではだめだと思います。
#まとめ
バグなのか仕様なのかは不明なので何とも言えません。今後修正されている可能性もあるので最新バージョンでインストールした場合、うまくいく可能性もあります。
日本語の情報がなかったのでとりあえず急ぎで書きました。何かの参考になればと思います。
解決してるとか情報があれば記事を修正します。
調査不足で何となくの回答を書いてしまったので恥ずかしい限りです。
コメント欄で教えていただいた「@togo13duke」様ありがとうございます。