LoginSignup
33
37

Ubuntu on WSL2でのDocker Engineの最短インストール手順

Last updated at Posted at 2023-02-05

概要

WSL2のUbuntu環境にDocker Engineをインストールする手順を端的に紹介します。

WSL2のインストール

こちらページの手順でWSL2をインストールします。

実際のコマンドとしては以下の通りで、WSLやUbuntuのインストール等の一通りの処理が実行されます。

PowerShell
wsl --install -d Ubuntu

Docker Engineのインストール

インストールしたWSLを起動し、以下の手順でDocker Engineをインストールします。

Docker Engineのインストールスクリプトの実行

下記の "Install using the convenience script" に記載されているインストール用スクリプトを用いてインストールします。

実際のコマンドとしては以下の2つです。

Bash
curl -fsSL https://get.docker.com -o get-docker.sh
sudo sh get-docker.sh

WSL環境で上記のコマンドを実行した場合、以下のようにDocker Desktop for Windowsの利用を推奨するメッセージが表示されますが、そのまま待機するとインストールが進められます。

WSL DETECTED: We recommend using Docker Desktop for Windows.
Please get Docker Desktop from https://www.docker.com/products/docker-desktop

ルート以外のユーザーでdockerコマンドを利用する設定を加える

上記でDocker Engineのインストールは完了ですが、ルートユーザー以外から実行できるように以下の設定を加えます。

実際のコマンドとしては以下のコマンドだけです。

Bash
sudo usermod -aG docker $USER

systemdの有効化

2023/09/23 追記
下記のドキュメントにも記載の通り、現在ではUbuntuを含めた多くのディストリビューションにおいて既定でsystemdが有効化されているようです。 /etc/wsl.conf に既にオプションが記載されていればOKです。

こちらのページの記載の通り、systemdを有効化するオプションを追加します。

具体的には、vim等を使って/etc/wsl.conf にsystemdを有効化するオプションを以下の通り記述します。

Bash
sudo vi /etc/wsl.conf
/etc/wsl.conf
[boot]
systemd=true

WSLの再起動

ここまでの設定を反映させるため、WSLを再起動します。WSLを閉じ、PowerShellで以下のコマンドを実行します。

PowerShell
wsl --shutdown

Dockerの実行確認

再度WSLを起動し、以下のコマンドでdockerが実行できるかどうか確認します。

Bash
docker run hello-world

以下のようなメッセージが表示されればインストールは完了です。

Hello from Docker!
This message shows that your installation appears to be working correctly.

関連文献

筆者のブログにもWSL2でのDocker Engineのインストール方法や関連情報、DockerでのPyTorch環境の構築方法を掲載しています。

33
37
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
33
37