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とある VPS の Ubuntu 20.04.4 LTS で snapd がうまく動かない件について

Last updated at Posted at 2022-06-28

とある VPS 上の Ubuntu 20.04.4 LTS にて Let's Encrypt をインストールする際につまづいた顛末のまとめ。

ツンデレ snapd

近頃の Certbot のインストール方法は apt ではなく snapd というパッケージ管理システムによって行うのが良いそうで、残念ながら僕の Ubuntu にはプリインストールされていなかったから、Certbot 公式の手順にしたがってインストールを進めていた。

snapd のインストール自体はエラー等なくスムーズに終了したが、動作確認の下記コードを実行したところエラーメッセージが出た。どうやらインストールはさせてくれるが、ゆうことを聞いてくれるのは別の話みたいだ。

# snap install hello-world
error: system does not fully support snapd: cannot mount squashfs image using "squashfs": mount:
       /tmp/sanity-mountpoint-080563154: mount failed: 許可されていない操作です.

右往、左往

エラーメッセージでググって調べると、まず「これらのパッケージをインストールしてはどうだ?」っというアンサーに出くわす。

NG
# apt install fuse libsquashfuse0 squashfuse

しかし、状況は改善しない。他にも「その後リブートしたらうまく行った」などググるといくつか情報が出てきたが、やはり snapd はエラーメッセージを吐き続ける。

同じことで困ってる日本人はいないのか、またはみんな英語がペラッペラなのか、ぜんぜん日本語の HowTo は見つからず。

『あなたは基本的に運が悪いですね』

最終的に Let's Encrypt のフォーラムにたどり着く。そこでは『 OpenVZ とか LXC とかの仮想環境ではどうもダメのダメみたい。運が悪かったですね』というような会話がされている。
System does not fully support snapd: cannot mount squashfs image using “squashfs”

そんな、まさか自分が……! と思いつつ事実確認してみる。

# systemd-detect-virt 
openvz

Certbot 公式サイトの Issue にもあがっていた

『OpenVZ や LXC の人に対して snapd 以外でのインストール方法の説明が必要ではないかしら?』と。
Users on OpenVZ/LXC need non-snap instructions

じゃあどうすれば?

このページ (Get Certbot - Alternate installation methods) の中から snap 以外のインストール方法を選べばいいのだけど、僕の環境では他のサービスで Docker を一切使っていないので Pip でいいかなっという感じ。

とりあえずここまで。:smiley::ramen:

【数時間後に追記】

この件についてまったく同じではなさそうだけど Pip でのインストール方法などが参考になるページを見つけたのでリンクを置いておきます。

IPv6 only環境でcertbotをpipインストールする (Let's EncryptでSSL証明書を自動更新する)

Certbot 公式だと証明書の自動更新を cron ジョブでまわしたらどう?とか書いてあって「うーん、、個人的には Systemd の方がいいなぁ。。」ってなっていたところ、この記事では Systemd でまわす方法が書いてあって参考になりました。ありがとうございます。

:smiley::ramen:

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