#概要・目的
ターミナルから適当なテキストファイルを閲覧しようとすると、日本語部分が文字化けして見れない(だいたいShift-JISのせい)。
とりあえず内容だけサッと確認したい。
nkfというツールを使えば出来るっぽい。
#インストール
homebrewから
brew install nkf
#コマンド
-
nkf -オプション
でコード変換してcat
コマンドのように確認できる。 -
–overwrite
を指定すると、元のファイルを変換して上書きするので注意。
#変換したいファイルの文字コードをチェック
nkf -g ファイル名
# ファイルの文字コードをUTF-8に変換して表示(元のファイルはそのまま)
nkf -w ファイル名
# ファイルの文字コードをUTF-8に変換して上書き保存
nkf -w --overwrite ファイル名
# Shift-JISに文字コード変換して上書き保存
nkf -s --overwrite ファイル名
# 文字コードをUTF-8に変換、改行をLFにして新規ファイルで保存
nkf -wd 元ファイル名 > 新規保存ファイル名
#オプション引数
引数 | 内容 |
---|---|
-u | 出力時にバッファリングを行わない |
-g | 文字コード自動判別の結果を表示 |
-w | UTF8コードに変換する |
-j | JISコードに変換する |
-e | EUCコードに変換する |
-s | シフトJISコードに変換する |
-r | ROT13/47の変換する |
-T | テキスト・モードで出力する |
file | 変換元のファイルを指定する |
–overwrite | 引数のファイルに直接上書き |
改行系 | |
d,-Lu | 改行をLFにする(UNIX系) |
-c,-Lw | 改行をCRLFにする(Windows系) |
-Lm | 改行をCRにする(OS Xより前のmac OS系) |
#参考
macでファイルの文字コードを変換する『nkfコマンド』の使い方とオプション一覧
【 nkf 】コマンド――文字コードと改行コードを変換する
iconv
【 iconv 】コマンド――文字コードを変換する