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Dockerfile無しにVS Code + Dockerで開発環境構築

Last updated at Posted at 2023-04-20

概要

 本記事は、Dockerfile無しにVS Codeの拡張機能を使って、Dockerの開発環境を構築する方法を提供します。Dockerは開発環境の汚染を防ぐにあたり、有用なツールです。一方、Dockerfileの記載とデバッグに面倒さを感じることがあります。ここでは、簡単にDockerでの開発環境を構築する方法を紹介します。

想定読者

  • Dockerに興味を持ったが動かしたことがまだない方
  • Dockerを使った開発を体感したい方
  • VS CodeからDocker環境へアクセスしたい方
  • 簡単にチームの開発環境を統一したい方

環境要件(要Install)

当方はm1 Macbook proに以下をインストールして実施しています。

方法

工程としては、環境設定ファイル作成、コンテナの起動に分けられます。

Step1. 環境設定ファイル作成

  1. 任意のフォルダ、ワークスペースをVScodeで開く(本記事では「Qiita」フォルダを開いている)
  2. VScodeのコマンドパレットを開く
  3. 「Dev Containers: Add Dev Container configuration Files...」を選択 スクリーンショット 2023-04-21 1.57.04.png
  4. 構築したい環境を選択. 今回は以下を例とする
    • Python 3 -> 3.11-bullseye
    • M1 mac (Apple silicon)でない場合、3.11-bullseyeではなく3.11を選択
  5. その他環境に入れたいツールを選択(本記事では「Google Cloud CLIを選択」)
    スクリーンショット 2023-04-21 1.44.20.png
  6. 「.devcontainer」というディレクトリが作成され、devcontainer.jsonが開かれる
    スクリーンショット 2023-04-21 2.05.48.png

Step2: Docker Containerの起動

  1. 再度、VScodeのコマンドパレットを開く
  2. 「Dev Containers: Rebuild~~」を選択
    スクリーンショット 2023-04-21 2.06.52.png
  3. 数十秒から数分待つとコンテナに接続され、VScodeの左下の接続先が画像の様になれば成功(「Dev Container: ~~」の表記)
    スクリーンショット 2023-04-21 2.09.16.png

接続後の状態

Step1-1で開いたQiitaフォルダがマウントされた状態になっています。したがって、git cloneしたフォルダを対象にでStep1-1から始めると、コンテナにそのままLocal Repositoryを持って来れます。あとは必要なPythonモジュールなどをインストールしてください。

最後に

もし本記事がそれなりにアクセスや「いいね」等される様であれば、コンテナの起動と同時にPythonモジュールもインストールする方法も記事にしたいと思います。それでは、御眼鏡に適いましたら、また次回に。

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