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AWS summit Tokyo 2019 参加レポート

Last updated at Posted at 2019-06-16

6/12〜14にかけて開催されたAWS Summit Tokyo@幕張メッセに行ってきました。

この記事では、具体的な発表内容というより、初参加の私が行ってみて感じた、AWS Summitってこんな感じのイベントだよって内容をお伝えしています。

イケイケドンドン!AWS

私は初めて参加したので、色々と驚かされることばかりでした。想像以上に大規模なイベントで、Amazonの勢いを感じました。

心のどこかで、これが日本企業だったらな〜なんて事を思ってしまいます(苦笑)

初日の基調講演へ参加しようと会場に行くと、30分前なのに長蛇の列。

まあ、なんとなく予想はしてましたけどね!

会場に入ると「ここはクラブですか?」と聞きたくなるような、アップテンポな音楽が流れる真っ暗なエリアへと案内されました。

基調講演はおしゃれなダンスから始まり、AWS Japan CEOの長崎さんによる1時間半のトーク・トーク・トーク。

これだけの情報量を紙も見ずに喋り続けるんだから、相当な量の練習をされたんでしょうね。

合間でゲストスピーカーによるAWS関連のスピーチもありましたが、製品紹介・ゆるいAWS導入例といった感じであまり参考にはならないように思いました。

一方で、長崎さんのスピーチでは、AWSの成長率、考え方、世の中の流れみたいなものが伝わってきて参加してよかったなと思わされました。

基調講演がおこなされた会場以外にも、セミナーエリアが8つほどあり、さらにスポンサー企業によるブースがたくさん。広い幕張メッセの会場を埋め尽くしてました。

止まらないクラウド化の流れとAWSの成長を肌で感じることになりました。

AWSサービスありすぎ問題が解決

AWSを使っていく上で、正直サービスがありすぎで「なんじゃこりゃ」と思う部分が少なからずあった私。

他にもそういう方っているんじゃないでしょうか?

似たようなサービスありすぎだし、ちょっと用途が違うだけで別サービスになってるしで、何使えばいいのかわからん。困る!って感じていました。

でもそれは、AWSの考え方を理解することで、「なるほど」という気持ちに変わりました。

それは、「子供がブロックを組み合わせて遊ぶように」システムを作れる、というAWSの考え方でした。

小さいものを沢山組み合わせて、独自のシステムを大きく組み上げていけるように考えられていたんですね。

通りで、各社のシステム概要図なんかを見ていると、AWSサービスのロゴがあっちゃこっちゃに登場する、パズルゲームみたいなものばっかりだったのね。

AWS Summitの出席者層

私は初めてAWS Summitに出席しましたが、スーツのサラリーマンが多くて驚きました!

てっきりガツガツとクラウドネイティブシステムを作りながら、AWS使いこなしているような人たちばかり集まっているかと思っていたので。そういう人たちってラフな格好で仕事してそうじゃない?(偏見)

ところが実際は、大企業の社員さんがメインと言った感じで、年齢層も結構高め。

とあるセッションで挙手制でアンケートを取っていたのですが、Web屋さん1割・大企業7割・ベンダー2割みたいな感じでした。

周りから聞こえてくる会話も、AWS初心者っぽい内容ばかりでしたね。

なので、イベントの内容もそういった層を狙っているようで、初心者向けのセッションがかなり多い印象を受けました。

実際、自分もAWSをこれから使い始める感じなので、これは嬉しい誤算でした。

AWSサービスの違いを知るならもってこい

先ほども書きましたけど、AWSサービスって今は165個もリリースされているらしく、とにかく細分化されてて差異がわかりにくいんですよね。

AWSのHP見てても、「XXXを提供するフルマネージドサービスです」とか書いてあって、結局何ができるのか分からないものが多い。

フルマネージドってなんだよ!?ってモヤモヤするばかり。

AWSは無料枠が充実してるので、とりあえず触ってみてよ。っていうの、AWS側の気持ちなんでしょうが、企業に勤めるしがない社員には結構これがハードル高かったりするわけですよね。

試してみるには、会社の承諾受けなきゃならなかったり(しかも前例なし)、そもそも社内からは繋げなかったり、結局自宅の自分のPCで、自分のクレカで契約しなきゃだったりって感じで二の足を踏んでしまいがち。

AWS Summitだと、その辺りデモを見せながら進めてくれたり、各サービスの内容を具体例を使って教えてくれたり、サクッと概要がつかめちゃう!

なので、AWSサービスの違いについて、ざっくり理解したいぜって人には、下手にネットをウロウロするよりずっとおすすめですね。

あれ?でも資料って全部ネットで公開されるよね?

そうなんです。

この資料、リアルタイムではありませんが、後々(多分、2週間後くらい)には、ネットでほとんど公開されるんですよ。

基調講演など、一部のプログラムは動画もついてます。

他にも、リアルタイムではストリーミング配信なんてのもやってました。

ってことはですよ?

ぶっちゃけ、AWS Summitに参加する意味なくないですか!?

わざわざ遠い幕張まで時間をかけて出かけて行って、メモを取りながら、狭いパイプ椅子にぎゅうぎゅうに詰め込まれることもなく、自宅で同じくらいの情報量が取れちゃうんですもん。

私、資料がほとんどWeb公開されるって、幕張行ってから知ったので、この部分ではだいぶ凹みました。まあ、一度くらいは現場の雰囲気を体験しておこうと思って、そのまま出席しましたが。

なので、もしもこれから参加される方は、以下の条件に当てはまる方だけでいいんじゃないかな、と個人的には思いますね。

  • AWS Summitの雰囲気を感じたい
  • AWS Summitでもらえるお土産類やお弁当が欲しい
  • AWS Japanの人に色々質問したい
  • スポンサー企業のブースを回って、コネクションを作りたい
  • アフターパーティーでAWS好きの人と繋がりたい

私はこのリストのどれにも当てはまらないので、来年はリアルタイムストリーミングだけで十分かなと思っています。

今年の資料はまだ公開されていないので、去年のものを参考までに貼っておきますね。

今年分も、一部資料のみ既にアップされてるみたいですね。

まとめ

完全なる個人的な主観になってしまいましたが、とりあえず初めての参加…疲れました!

面白い内容もいくつかあったので、いい経験や情報収集にはなりましたが、それ以上に体力持っていかれました。

とはいえ、今回参加することがなかったら、資料一覧が公開されていることすら見つけられたなかったと思うので、一回経験できて良かったです。

参加できなかったセッションで気になるものもあったので、資料が公開されたらそちらはチェックしようと思います。

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