はじめに
お絵描きする時ってタブレットが目の前にあるので、
どうしてもキーボードのショートカットは押しにくいですよね?
かといって色々な割り当て可能なものと言えば、
パッと浮かぶのはWACOMのワイヤレスキーリモート。
その他ゲーミング向けでもいくつかあります…しかし高い!
そういうわけで、私はAutoHotKeyを使って
千円程度で購入可能なテンキーにショートカットを割り当てたのでした。
コード
SendMode Input ; Recommended for new scripts due to its superior speed and reliability.
SetWorkingDir %A_ScriptDir% ; Ensures a consistent starting directory.
# IfWinActive CLIP ;CLIPを含むウィンドウがアクティブの場合
NumpadDot::MsgBox CLIP PAINT Lab用`nAHKテンキーショートカット一覧`n0→手のひら`n1→アンドゥ`n2→ペン`n3→消しゴム`n4→範囲選択`n5→移動`n6→選択解除`n7→未使用`n8→未使用`n9→全消し`n`n
Numpad0::h ;手のひら
Numpad1::^z ;アンドゥ
Numpad2::p ;ペン
Numpad3::e ;消しゴム
Numpad4::m ;範囲選択
Numpad5::k ;移動
Numpad6::^d ;選択解除
;Numpad7::m ;範囲選択
;Numpad8::k ;移動
Numpad9::
Send,^a ;全体選択
Sleep,100
Send,{Delete} ;全体消去
Sleep,100
Send,^d ;選択解除
return ;サブルーチン終了
NumpadAdd::^NumpadAdd ;拡大
return ;終了
# IfWinActive SAI ;SAIを含むウィンドウがアクティブの場合
NumpadDot::MsgBox SAI用'nAHKテンキーショートカット一覧'n0→手のひら'n1→アンドゥ'n2→ペン'n3→消しゴム'n4→範囲選択'n5→移動'n6→選択解除'n7→未使用'n8→未使用'n9→全消し'n+→拡大'nー→縮小'n'n
Numpad0::Space ;手のひら
Numpad1::^z ;アンドゥ
Numpad2::n ;ペン
Numpad3::e ;消しゴム
Numpad4::m ;範囲選択
Numpad5::k ;移動
Numpad6::^d ;選択解除
;Numpad7::m ;範囲選択
;Numpad8::k ;移動
Numpad9::d ;全消し
NumpadAdd::^NumpadAdd ;拡大
NumpadSub::WheelUp ;縮小
return ;終了
私自身めったにお絵描きする人間ではなかったですし、
まともに完成させず描いてはすぐ消してを繰り返してたので、全消去とかは置き換えても良いでしょうね。
プログラムとかやったことない人でもパッと見ればわかるような内容と思うので、適宜修正して良いと思います。
"."キーのところで、どこのキーに何のショートカットが割り当てられてるか確認できます。
とはいえ、設定した内容を手入力した文字列をメッセージで出してるだけなので
自分用にカスタマイズしたら、そこのところも修正したほうが良いですね。
(というか現状のコードで既に一致してるか怪しいw)
ActiveWindowsがSAIかCLIPかのどちらかを含むか、
という判定しかしてないので、他のソフトでも流用可能です。
利用方法はAutoHotKeyをインストール後に、
上記コードをIllust.ahk等、拡張子がahkならなんでもOKなので
適当なファイル名にして適当な場所に置き、後は実行するだけ。
2019-08-13追記:SAIのほうだけ対象AHKファイルを「管理者として実行」で起動しないとWindows10では正しく動作しないようです。