GitHubにサンプルを置いてみたので、とりあえず試してみたいという方はこちらからどうぞ。
動作確認だけならそのまま動かしても良いですし、編集・保存したければコピーして使うこともできます。
以下説明。
ColaboratoryはJupyter notebookを手軽に試せる非常に便利なサービスなんですが、新規作成時のカーネルにはPython3かPython2しか選べません。
ですが、!jupyter-kernelspec listを実行して利用可能なカーネルを確認してみると、ir(Rのカーネル)とswiftが利用可能なことが分かります。
で、実は、カーネルにirやswiftを利用した.ipynbファイルをColaboratoryで開けば、これらのカーネルを普通に使えます。.ipynbファイルは実際にはただのテキストで、カーネルの情報も中に書いてあります。つまり、次のようにすれば簡単にRやSwiftをColaboratoryから使用できます。
- Colaboratoryで新しくノートブックを作成する
- Googleドライブに保存する(.ipynbファイルとして保存されます)
- 適当なテキストエディタで開く
- 
"kernelspec":{"name":"python3","display_name":"Python 3"}となっている部分を書き換えて保存(display_nameは多分なんでも良いです)。- Rを使いたい場合: "kernelspec":{"name":"ir","display_name":"R"}
- Swiftを使いたい場合: "kernelspec":{"name":"swift","display_name":"Swift"}
 
- Rを使いたい場合: 
- Colaboratoryで編集した.ipynbファイルを開く
これだけです。
Swiftを動かすとこんな感じで、シンタックスハイライトも効いています。
Rを動かすとこんな感じです。最初からdplyrなどが入っているようです。シンタックスハイライトは無いようです。残念。



