M5 C5 インスタンスのOSとして認識するデバイス名はいままでとは違う
最近ようやく東京リージョンにもM5 C5インスタンスが来ましたね。
仮想化方式がXenから変更されたことで、いままでとは少し違うみたいです。
ドキュメントをいろいろ見ていたら発見したプチ情報です。
Linux インスタンスでのデバイスの名前付け
NVMe ボリューム /dev/nvme[0-26]n1 *
* NVMe インスタンスストアボリュームは自動的に列挙され、デバイス名が割り当てられます。ブロックデバイスマッピングで NVMe インスタンスストアボリュームを指定する必要はありません。
いままではEBSのデバイスマッピングを指定してあげると、そのデバイス名かもしくは末尾は同じまま
OSとしては/dev/sda /dev/xvda のように認識されました。
このドキュメントに記載されたNVMe ボリュームとはM5 C5 インスタンスで使用するEBSのことで
これらはOSとして /dev/nvme[0-26]n1 で認識するようです。
Amazon EBS と NVMe
C5 および M5 インスタンスでは、EBS ボリュームは NVMe ブロックデバイスとして公開されます。デバイス名は、/dev/nvme0n1、/dev/nvme1n1 などです。ブロックデバイスマッピングで指定したデバイス名は、NVMe デバイス名 (/dev/nvme[0-26]n1) を使用して名称変更されます。
M4
実際にlsblkコマンドで調べてみました。
EC2はAmazonLiinux、ESBはルートがdev/xvda、追加で/dev/sdfを割り当てています。
$ curl http://169.254.169.254/latest/meta-data/instance-type
m4.large
$ lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
xvda 202:0 0 8G 0 disk
xvda1 202:1 0 8G 0 part /
xvdf 202:80 0 1G 0 disk
M5
M5も条件は一緒です
$ curl http://169.254.169.254/latest/meta-data/instance-type
m5.large
$ lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
nvme1n1 259:0 0 1G 0 disk
nvme0n1 259:1 0 8G 0 disk
nvme0n1p1 259:2 0 8G 0 part /
nvme0n1p128 259:3 0 1M 0 part
他にもいろいろ変更点がありそうですね!