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Well-ArchitectedFrameworkの設計原則

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記事の目的

・well-architectedFramework とは何かについて簡単に学ぶ
・well-architectedFrameworkTool とは何をする為のツールなのか簡単に学ぶ

well-architectedFramework について

AWSの基本的な5つの設計原則。

原則 概要
信頼性 可用性、回復力、信頼性の高いアーキテクチャの設計がされている。
パフォーマンス効率 コンピューティングリソースの効率的な使用に焦点を当てた設計が成されている。
セキュリティ 情報とシステムの保護(機密性と完全性)に焦点を当てた設計がされている。
コスト最適化 不要なコストの回避が出来ている設計がされている。
オペレーショナルエクセレンス ビジネス価値を提供するためのシステムの実行とモニタリング、およびプロセスと手順の継続的な改善に焦点を当てた設計が出来ている。

well-architectedFrameworkを実現するための補助

・上記の設計原則はAWSの Well-architectedFrameworkホワイトペーパーに記載されている。
・AWSのSA、認定パートナーによるコンサル( well-architectedFrameworkを実現方法について )
・セルフチェック向けのwell-architectedTool( well-architectedFrameworkに沿った設計ができているか )

基本のアーキテクチャ設計

1つのリージョンで複数のAZに跨ってマルチAZをするのが基本中の基本

【マルチAZ構成】
VPC領域に複数のAZを跨らせてサブネットを確保してEC2インスタンス(サーバー)やDBなど構成していく、ELBを使用して冗長化(可用性、耐障害性、信頼性を高める)させていく。
※ELBとはトラフィック分散を行い可用性、耐障害性、信頼性を高める。自動でスケーリングするように設定も可能。
※スケーリングとはトラフィックの増加に伴って処理能力を増強する際に、単体の性能を向上(スケールアップ)させたり、稼働数を増やして処理を分散し、全体として処理能力を高める。(スケールアウト)
例)AZ1に10.0.1.0/24のサブネット確保、AZ2に10.0.2.0/24のサブネットを確保
=> 冗長構成を確立させる事で高い可用性を実現させる。

さらに可用性を高める為に。。。
【マルチリージョン構成】
route53を介して2つのリージョンに跨って同じ2つのシステム構成をフェイルオーバーすることが可能。
基本はマルチAZを採用して冗長化を図るがより可用性を高めたいときはマルチリージョン型も検討する。
もしくは別のリージョンにバックアップをとっておく。大きな地震や災害にも耐えられる。

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