最近さすがにクライアントアプリもさくっと作れるようになっときたいなーと思い始めたので、挑戦してみることにしました。
AndroidとiOSで別に書くのは嫌だっていうのと、作るなら一攫千金狙えるゲームでしょ!ってことで、ラブライブでも使われているというKLabのPlaygroundを触ってみることにしました。
Unityは少し触ったんですが有料ということもあって、無料でクロスプラットフォームでゲームに特化したライブラリを探しました。
その中でまずPlaygroundを触ってみようと思った理由は、こんな感じです。
- OSS (Apache 2.0)
- Android/iOS対応
- ラブライブ楽しい
3つ目がメインですねw
ドキュメント
まずREADME.md
を読むと、ドキュメント類はすべてDoc/
にあると書いてあります。
また、まずはDoc/Project.md
を読めと書いてあります。
そんな感じで見ていくと、ドキュメントは次のように読むといいみたいです。
- README.md
- Doc/Project.md
- Doc/How_to_run.md
- Doc/Toboggan/Toboggan_Operation_Manual_JP.pdf
- Doc/Toboggan/Toboggan_Plugin_Manual_JP.pdf
ダウンロード
PlaygroundはGithubで公開されています。
https://github.com/KLab/PlaygroundOSS
適当な場所にZipをダウンロードして、解凍します。
Visual Studioインストール
Windowsで動作させるためには、Windows用のエンジンをコンパイルする必要があります。
ということでVisual Studioをインストールします。
インストールするのは、Visual C++ Express 2010です。
この状態だとVisual C++が古く、エンジンのソリューションを開くことすらできません。
Windows Updateで更新を確認して何回かUpdateすれば開けるようになります。
エンジンビルド
ゲームエンジンをビルドします。
Engine/porting/Win32/OSSGameLibraryWin32.sln
をダブルクリックして、Visual Studioを起動します。
読み込みに少し時間がかかりますが、起動したらF7
キーでビルドします。
指定したプラットフォーム ツールセット (v120) はインストールされていないか無効です。
みたいなエラーが出たんですが、プロジェクトのプロパティでツールセットをv100
にしてみたら上手くビルドできました。
サンプルを実行してみる
Tutorialフォルダにいろいろサンプルがあるので、それを動かしてみます。
まずTobogganを起動します。
Tools/Toboggan/KLBToolHost.exe
を実行します。
メニューのTools
>Setup
でGameEngine LocationにさきほどビルドしたSample Projectを選びます。
Engine/porting/Win32/Output/Debug/SampleProject.exe
メニューのFile
>Open
でTutorial/01.SimpleItem
を開きます。
File
>Publish All
でアセットをゲームエンジンがロード可能な形式へ変換します。
Tools
>Run
でエンジンを起動します。
このとき先ほどパブリッシュしたデータがロードされます。
おわりに
とりあえずサンプルプログラムが動くところまではできました。
もう少し触ってみようと思いますが、なにぶん情報が少ないので素直にcocos2dxとか使った方がよさそうですw