はじめに
dockerでcronを動かしたい、と思って調べたらdockerfileでの実現方法ばかりがヒットした。
そうじゃないんだ…稼働済みのコンテナでcronを動かしたいんだ…
という事で、cronが入っていないコンテナ(稼働済み)でのcronの動かし方をメモ。
手順
手順は以下の通り。5ステップで行けるので意外と簡単。
- パッケージリストの更新
- cronのインストール
- vimのインストール
- cron設定の編集
- cronプロセス(デーモン)のバックグラウンド起動
1.パッケージリストの更新
apt-get update
を実行する。
2.cronのインストール
apt-get install cron
を実行する。
3.vimのインストール
cron設定を編集するのに必要。インストール済みか他のエディタでいけるなら不要。
apt-get install vim
を実行する。
4.cron設定の編集
crontab -e
を実行する。
分 時 日 月 曜日 コマンド
で設定する。
細かいcronの設定の仕方はググると出てくるので省略。
5.cronプロセス(デーモン)のバックグラウンド起動
設定しただけでは動かないので、cronのプロセスを起動する必要がある。
/usr/sbin/cron -f &
で起動する。
cronのインストール場所が別ならばそこに合わせる。
最後の & がないとバックグラウンド起動できないので忘れないように。
最後に
これで稼働済みコンテナでcronを動かすことは出来る。
が、使っているteratermの画面がおかしくなる。
具体的にはteratermの画面下部9行くらいが使えなくなった。
なんでだ。
後で調べて解決出来たら追記する。