0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

M1MacでSoftEtherによるVPN作成、しかしManagerアプリに課題

Last updated at Posted at 2025-06-30

初めてSoftEther VPNを利用しVPNの作成に取り組んでみるものの、最後まで作成しきれなかった。

VPN(Virtual Private Network)とは

安全にインターネットを使用するための技術。

メリット

  • 公共のWi-Fiを使用する際に第三者に通信の内容が見られなくなる。
  • IPアドレスを見えないようにしてアクセス元をぼかすことにより、プライパシーを保護できる。
  • 中国など制限のある国から外部サイトへアクセスできる。

デメリット

  • どんな状況でも100%プライパシーが保護されるという確証はない。
  • 通信速度が遅くなるかもしれない。
  • 一部のVPNは誰がいつVPNに接続したかなどのログを記録するものがあり、不正利用されるリスクがある。

SoftEther VPNとは

筑波大学の研究プロジェクトとして開発された、オープンソースのVPNソフトウェア。

無料で使用できるので比較的簡単にVPNを作成できる。

自分のPC

  • 機種:M1 Mac (「このMacについて」で確認)
  • CPU:ARM 64 (ターミナルでuname -mと打つと確認できる)

行った手順

SoftEther VPN Projectの公式サイトよりインストール。インストール後にM1 Macの環境で動作させるためにコンパイルした。

コンパイル後、以下のコマンドを実行し、vpnserverを起動した。

noukin@noukinnn softether % sudo ./vpnserver start
error registering mldsa44 with no hash
The SoftEther VPN Server service has been started.
noukin@noukinnn softether % pgrep vpnserver
88844
88845

error registering mldsa44 with no hashは警告のようなもので無視して良い。
The SoftEther VPN Server service has been started.はVPN Server がバックグラウンドで起動したことを示す。
88844といった数字は正常に動作しているということ。

ここまでの作業でSoftEther VPN Server がバックグラウンドで正常に起動していることが確認できた。

できなかったこと

VPN Server 本体は起動したものの、次に必要となる「SoftEther VPN Server Manager」アプリの起動で、アプリをインストールしても起動直後に終了してしまう問題が発生した。

色々記事を探したものの、M1 Macに特化した情報が少なく、解決策となる記事を見つけることができなかった。

ただ、調べていくと下記のような質問がされていた。

M1Macで動かすために他のアプリケーションを入れるなど、何かしらの対応が必要らしい。ただ、上記で紹介されているアプリは有料とのことで、今回はそこまで手を伸ばそうという気持ちにはなれなかった。

感想

AIの力や色々な記事を参考にしながら作成に励んだが力及ばなかった。

もう少し詰めてみようとも思うが、正直これに関しては上記の質問の回答のように他のアプリを入れて動かすしか手段がないのかもしれない。

実際に使用して恩恵を感じるところまで行けていないので、日を改めてまた同じようにやってみようと思う。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?