#mbed-cliとは
今までmbedといえばオンラインコンパイラーでコンパイルしてーというのが通常だったのですが
最近(2、3年前から)オフラインでのコンパイル環境が用意されたそうです。
ついでに接続されているmbedボードを見つけたり、どのポートで通信してるかとかを見つけたり
ライブラリを追加したりすることができます。便利
#環境
Mac OSX Catalina
・githubがインストールされている状況
・ls -l /usr/local/bin | grep Python
で何も表示されない
表示される方は以下を参照し消してください
https://qiita.com/Ryooota/items/798ff9450487e1cf1218
・HomeBrewインストール済み
インストールしていない方は以下からインストールしてください
https://brew.sh/index_ja
#pyenvのインストール
現状(2020/03月)mbed-cliはpython2.7が必要なのでpythonのバージョンを切り替えられるようにpyenvをインストールするのがおすすめです。
xcode command line toolsが必要なので
$ xcode-select --install
pyenvのインストール
$ brew install pyenv
$ echo 'export PYENV_ROOT=/usr/local/var/pyenv' >> ~/.zprofile
$ echo 'if which pyenv > /dev/null; then eval "$(pyenv init -)"; fi' >> ~/.zprofile
$ source ~/.zprofile
$ pyenv --version
$ pyenv 1.2.16
と表示されればインストール完了です。
#python2のインストール
$ pyenv install 2.7.14
$ pyenv versions
*system
2.7.14 (set by /Users/{user}/.pyenv/version)
インストール完了です。
依存関係をpython2.7.14に集約したいので
$ python global 2.7.14
$ pyenv versions
system
*2.7.14 (set by /Users/{user}/.pyenv/version)
と使用するpythonを2.7.15に切り替えます。
#関連ツールのインストール
$ brew tap PX4/homebrew-px4
$ brew update
$ brew install hg gcc-arm-none-eabi
これで事足りるはずです。
#mbed-cliのインストール
$ pip install mbed-cli
$ mbed --version
1.10.2
インストール完了です!これでpython3やpip3と使い分けながらmbed-cliを使うことが可能です。