軽量なデータベースで、サーバーとしてではなくアプリケーションに組み込んで利用。(スマホアプリなどにも利用される)
**『1データベース、1ファイル』**で扱いやすい。ファイルをコピーすればバックアップが取れるし、削除すれば消える。
ちょっとしたアプリケーションを作る場合に便利なので基本操作をまとめておく。
インストール
https://www.sqlite.org/download.html
Download > Precompiled Binaries for Windows > sqlite-tools-win32-x86-3340000.zip
からダウンロードしてsqlite3.exeを任意の場所に保存。
バージョン確認
sqlite3 --version
起動方法
sqlite3 mydb.db
ファイルが存在すれば開くし、なければ新規作成(ファイルはDBを更新した段階で作成される)
テーブル一覧の確認
.tables
SQLiteのシステムコマンドはドット( . )から始まる。SQLと異なりシステムコマンドの末尾にセミコロン( ; )は不要。
カラムの確認
.schema [table name]
.schema
だけだと全テーブルのカラムを表示
Data type | Description |
---|---|
integer | 整数型 |
real | 浮動小数点型 |
text | 文字列型 |
blob | 無制限スカラ型(画像データなど) |
null | 格納されたデータに応じて自動的に決定 |
ただし、他のDBとの互換性向上のため型の表記はゆるめ。
こういった表現でもcreate tableすることができる。
(例)int, tinyint, double, varchar(255)
SQLiteの終了方法
.exit
もしくは ctrl + C
で終了。
システムコマンド一覧
.help
外部ファイルの扱い方
SQLファイルの読み込み
- SQLite起動時に読み込む場合
sqlite3 mydb.b < sample.sql
- SQLite起動後に読み込む場合
.read sample.sql
SQLファイルのコメント
--コメント
もしくは /* コメント */
サンプルデータ
create table if not exists sample_table (id integer primary key autoincrement, name text, col text);
insert into sample_table (name, col) values ('aaa', '111');
insert into sample_table (name, col) values ('bbb', '222');
insert into sample_table (name, col) values ('ccc', '333');