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Cloud ShellでCloud Runを操作するチュートリアルをやってみた

Last updated at Posted at 2021-09-27

Google Cloudには、Cloud Shellというオンライン環境で動作するエディターがあります(AWSで言うとCloud9が同様のサービスになると思います)

オンライン環境のエディターについては前々からどのくらい使えるのか興味がありましたので、Google Cloudで用意されているチュートリアルをやってみました。
ついでにCloud Runの強力さを体験するために、チュートリアルはCloud Runでやってみます。


Cloud Shellを起動し、チュートリアルを開始する

以下ページの「OPEN IN GOOGLE CLOUD SHELL」という青いボタンを押すと、Cloud Shellが立ち上がり、チュートリアルがスタートします。

※ブラウザはChromeで、Googleにログインした状態で始めるとスムーズだと思います。

※途中で、Cloud Runのデプロイ先のプロジェクトを聞かれるので、先にGoogle Cloudのプロジェクトを作成しておくと良いです。

※「Cloud Run API」は有料なので、支払い情報が無いアカウントだと途中でエラーになります。

スクリーンショット 2021-09-25 11.54.25.png

言語選択のオプションがあるので、今回はNode.jsを選択してみました。
選択すると、これから始めるチュートリアルの内容が出ます。

11.55.34.png 内容の下の方にある、開始ボタンをクリックします。 11_56_38.png 指示の通りに、左下の方にある、「Cloud Code」をクリックします。 11_56_59.png すると、上の方にメニューが出てきますので、「New Application」を選択します。 11_57_19.png サンプルアプリケーションの種類を問われますので、「Cloud Run applicarion」を選択します。 11_57_30 テンプレート選択のメニューが出ますので、「Node.js:Cloud Run」を選択します。 11_58_05 アプリケーションの保存先(クラウド上です)を聞かれますので、選択し、「Create New Application」を押下します。今回はユーザーディレクトリ直下に作っています。

スクリーンショット 2021-09-25 11.58.59.png
すると、HELLO-WORLD-1というテンプレートアプリケーションが作られます。
この状態で、既にデプロイ可能になっています。
早速デプロイしてみましょうと言われるので、デプロイしてみます。


デプロイする

11_59_50 左下の方にある、「Cloud Code」をクリックします。 12_00_03 上の方にメニューが出てきますので、「Deploy to Cloud Run」を選択します。 12_00_42 このようなポップアップウインドウが出てきますので、承認します。 12_03_50 プロジェクトの一覧が出てくるので、デプロイ先のプロジェクトを選択します。 12.04.38 「Enable API」のボタンを押下して、Cloud Run APIを有効にします。 注意:「Cloud Run API」は有料なので、支払い情報が無いアカウントだとここでエラーになります。 12.05.37 12.06.35 設定画面が出てきますので、ここでリージョンや名前などを設定して、スクロールすると一番下にある「Deploy」ボタンを押下します。 12_09_38 しばし待つと、デプロイが完了し、URLが表示されます。

スクリーンショット 2021-09-25 12.10.06.png
デプロイが正常に完了し、Cloud Runが機能していることが分かります。


内容を変えて再度デプロイしてみる

コードを修正して、再度デプロイしてみます。
スクリーンショット_2021-09-25_12_13_03.png
index.html.hbsの「It's running!」というタイトルを「It's redeployed!」に変更します。

あとは上記手順に習い、左下の方にある、「Cloud Code」をクリック、上の方にメニューが出てきますので、「Deploy to Cloud Run」を選択すると、設定画面が出てきますので、「Deploy」ボタンを押下します。

スクリーンショット 2021-09-25 12.16.19.png
変更出来ていますね。


ログの確認

チュートリアルの最後に、アクセスログを確認する手順がありますので、やってみます。
12_17_18
Cloud Sellの矢印のついたアイコンをクリックします。
すると上記画面になるので、対象サービスを右クリックします。
すると、メニューが出てきますので、「View Logs」を選択します。

スクリーンショット 2021-09-25 12.17.40.png
LogのViewerが立ち上がります。
先程のページにアクセスして、ログの表示を更新すると、ログが追加されていくことがわかります。


感想

お気づきかと思いますが、今回最初から最後まで、Webブラウザしか起動していません。
にも関わらず、コンテナをCloud Runで起動し、内容を変更して再デプロイという体験が出来ました。
Cloud Shellはかなり強力なオンラインエディターで、iPadやChrome Bookなどの端末での開発もかなり高いレベルで可能だと思いました。
今後こういう、クラウド上のGUI開発環境で開発するような世の中になっていきそうですね。

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