公式ドキュメントを見てみると、Mac1 に Docker Desktop をインストールする方法についても、色々と書いてありますが、
https://docs.docker.com/desktop/install/mac-install/
やはり、Homebrew Cask を利用するのが、とりあえずは、楽で良いと思います。
アプリをインストールする際、ディスクイメージファイル( dmg )や、パッケージファイル( pkg )を、わざわざ Web サイトからダウンロードしてくるのは、
これを機に、卒業してしまうというのはどうでしょうか?
インストールの方法は、非常に簡単で、次のコマンドを実行するだけです。
% brew install --cask docker
Homebrew のインストールについては、公式サイトを参照してください。
今回、利用した Homebrew のバージョンは、以下の通りです。
% brew --version
Homebrew 4.0.16
Homebrew/homebrew-core (git revision 15bc37bb1ce; last commit 2023-02-17)
Homebrew/homebrew-cask (git revision b17568b22a; last commit 2023-02-17)
ちなみに、次のコマンドを実行すれば、Homebrew 自体をアップデートできます。
% brew update
無事、インストールが完了したら、アプリを起動してください。
何やら初期設定が選択できるようだったので、以下のように選んでみました。
この設定なら、/usr/local/bin
に CLI がインストールされるとのことなので、PATH を追加しなくても、すぐに使えるはずです。
次のようなコマンドを実行すれば、バージョンが確認できます。
% docker --version
Docker version 23.0.5, build bc4487a
もちろん、Docker Compose も、ちゃんと利用可能になっているようですね。
% docker compose version
Docker Compose version v2.17.3
ちなみに、Homebrew Cask でインストールした「 アプリ自体のバージョン 」は、次のようなコマンドで確認することができます。
% brew list --cask --versions docker
docker 4.19.0,106363
そして、最低限、リソース( 使用するメモリやディスクなど )の割り当て設定は、確認・調整しておきましょう。
また、VirtioFS2 を有効化すれば、ホストと Docker VM 間のファイル同期( バインドマウント )のパフォーマンスが向上するらしいので、気になったら調べてみることをお勧めしておきます。
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ちなみに、今回の動作環境は「 MacBook Pro (14-inch, 2023)・macOS Ventura 13.3.1 」です。 ↩
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macOS 12.5 以降で利用可能とのこと。 ↩