はじめに
G's ACADEMY DEV13期。現役の小学校の先生。ワンピースが大好きで毎週楽しみにしている人です。
この記事では、G's ACADEMY入学から卒業までの日々を振り返って、感じたことを書いてみる。学んだこと、刺激を受けたことはたくさんあった。時間が経つと忘れてしまうこともあるので、この機会に書き留めておく。
入学の経緯
G's ACADEMYに入学した理由は、
・現状を変えたい。
・ワクワクするものを見つけたい。
この2つが一番大きな理由である。
3年前、足の骨折をする大怪我をした。「もう歩けなくなる可能性もある」と、医者から言われた。手術もうまくいき、今では普通に生活できるようになったが、人生いつ何が起きるか分からないことを身をもって体験した。
後悔のない生き方を選ばないといけない。
五体満足で生活できることは、当たり前ではない。
そう本気で思うようになった。
最近1年ぐらい仕事に対して、悶々とした気持ちが強くなっている自分がいた。楽しさややりがいもあったが、文化に馴染めない、モチベーションが落ちていた。
このままではいけないな。
何か行動を変えてみよう。
そこから、興味があったITの世界やアプリ開発を学んでみようと思い、プログラミングの独学を始めた。
ネットなど調べながら学習を始めていくと、
「難しいけど、面白い!」
と同時に
「独学だけじゃ限界かな」
と感じ始めた頃、
G'sACADEMYの存在を知った。
エンジニアになろう、起業をしようというより、自分の今いない世界を知ってみようと思い、説明会に参加した。ここでなら、何かきっかけが作れそうと思い、入学を決意した。
エンジニアの文化や自分が何かを生み出すことの楽しさと期待感にすごく魅力を感じていた。色々な職業の人たちと関わり、生き方ってたくさんあることも実感した。
「俺は、エンジニアになる!」
入学をして継続を決断するタイミングぐらいで決意を固めた。覚悟して、この半年やり切るぞと心に誓った。
入学
エラー、エラー、エラー
コードを書くと、エラーがずっと出る。。。
最初は、エラーが出ること、解決できないことが苦しかった。
初学者の時期にチャッピーを使いすぎるのは良くないと思っていたので、ネットで調べて試すの繰り返した。思うようにできなかった。
僕は、初め全然質問を利用することができなかった。どう聞くべきだろうか、こんなことで聞いていいの?と質問に踏み出せなかった。できない自分を晒すことが恥ずかしいという気持ちあったと思う。
でも、段々と聞くことにも慣れ、助けを求めることへの抵抗感がなくなってきた。オンライン参加しかできなかったので、slackで質問やコミュニケーションを積極的にしないと、孤立しちゃうかなという危機感もあった。質問したからといって解決しないこともあるかもしれないけど、自分の思考を言語化することに意味がある。聞こうとすると、思考が整理されて自己解決ができちゃうこともあった。同期やチューターさんが親身に助けてくれて、解決のきっかけをたくさん与えてくれた。
今思うと、もっと質問ができたらよかった。この反省は、今後に活かしたい。
コード is 量
仕事をしながら、時間を作ることができないわけではなかった。ただそれだけでは時間が足りないと感じるようになってきた。たろ先生のお言葉「コード is 量」を体現するには、睡眠、娯楽、風呂など一日の中で削れることを削って時間を作るしかなかった。本当に量をこなさないと伸びないなと改めて思う。どれだけストイックになれるかが成長の鍵と言い聞かせてきた。
僕は、時間を記録するアプリで「今週は何時間以上やるぞ」と目標を入力しながら、小さな達成感に自己満足しながらモチベーションを維持していた。
段々とパソコンを開かないと、気持ち悪いなと思うようになったww
課題終わらねえ!エラー出る!解決した!眠い!
ずっと頭の中にあった。忙しない一週間を繰り返した。
でも、そんな忙しない一週間がすごく楽しかった。頑張れるものがあると、生きている心地がした。
授業が進むにつれて、だんだんとどんなエラーでもどうにかなるだろうと思いながらできるようになった。エラーと向き合えるメンタルが備わってきた気がした!
卒業〜GGA
卒業認定までヒヤヒヤ 「危機感なくして成長はない」
ここからは、アイデアソンで一緒にチームを組んだ縁から、すーさんと一緒に共同開発スタート!学校現場をどうにかしたいという気持ちに、すごく共感できた。絶対実現して欲しいと思い、一緒に開発をすることにした。
卒制の期間は、すごく不安だった。予定通りに進まない。ちゃんと仕上がるのかという不安しかなかった。でも、この危機感がすごくいいエネルギーになってもいた。
チームで連携し、何度もオンラインで情報交換、修正をしながら進めていった。
なんとか一発で認定をもらえて一安心であったが、セレクションの間際まで修正をしながら取り組んでいった。
チームでやっていくことの大変さとよさ
チームでやって大変だったことは、開発環境を整えることがだった。特に初めは、githubの連携やAWSの活かし方、役割分担の仕方など分からないことだらけで、開発をする準備に時間がかかり、めちゃくちゃ焦った。合宿やオンラインでチューターさんに助けてもらいながら、なんとかできた。大変だったけど、ここをしないと進まないので、これからチームでやろうと思う人がいれば、早めに整備しておくいいと思う。
チームのよさは、意見を交換できることと、役割分担ができることだと思う。
チームのメンバーだからこそ、プロダクトの解像度が高いもの同士でアドバイスをし合える。ここは、開発を進める上ですごくありがたかった。特にコードを書く前の段階でしっかり話合えたことがよかった。コア機能の見極めなどの機能設計やDB設計をきちんとしたことで、後半の開発がスムーズにできた。ここを一人でしっかり設計しきるのは、大変だなと思った。これからの開発においても、この始めの設計を段階を重要視してやっていきたい。
次に、役割分担だが、卒制の限られた期間で役割分担をしてできることで、開発の進捗が全然変わってくる。ラボ生並みにフルコミットで時間がめちゃくちゃ作れるわけではなかったので、本当にありがたかった。プロダクトは一人では絶対に仕上がり切らなかったと思う。一人で仕上げた方たちは、本当に凄い。
この先、エンジニアを目指す人は、特にチームでやる経験を得ることができると思うので、機会があればぜひ取り組んでみてほしい。
刺激を受けまくりました
今回、GGAに出させていただいた。決まった時は、すごく嬉しかった。入賞はできなかったが、多くの方から嬉しいお言葉いただき、これまでやり続けたことが報われた瞬間だった。
でも、もっとプロダクトのレベルが高くできたら、入賞に届いたかと悔しさもあった。この気持ちは、今後の自分の活力にしていきたい。
GGAでは、素晴らしい想いのこもったプロダクトのピッチを生で見ることができた。これだけのメンバーと一緒にGGAに参加できたことは、すごく光栄であった。本当に凄い人たちに出会えたんだなと改めて実感した。この先も皆さんのプロダクトがどんな進化をしていくのか、ワクワクしている。XやFacebookを見るのが楽しみだ。
「長い間くそお世話になりました!このご恩は一生忘れません!!」
このサンジのセリフのように、このジーズで過ごした期間、本当に多くの方にアドバイスをもらい、支えてもらいました。この支えなしに実現しえなかった結果だと思います。関わっていただいたすべての人に心から感謝しています。
G's ACADEMYでプログラミングを学べただけではない。この経験は、一生自分を支えてくれると信じている。
「自分の思いを大事にしよう。」
子どもには言うけど、自分ができているかと問うことはこれまであまりなかった。好奇心に従い、まずはやてみる、挑戦してみることで、この先振り返った時に後悔のない生き方ができたと思えるはず。ここからも好奇心に従い、行動をし続けていきたい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!