LoginSignup
4
2

More than 5 years have passed since last update.

Android Studio3 スマホで自作のアプリを動かそう

Last updated at Posted at 2017-12-11

前書き

今回は、Android端末(スマホ)をUSBでつないで、アプリを実行させるところまで書いていきます。(ほぼ備忘録…)
前回の予告で、アプリ開発も予定しておりましたが、ちょっとスマホの接続設定が長くなってしまったので、
アプリ開発は、次回に持ち越します。

スマホをUSB経由でPCに接続

ここで扱うスマホは『Xperia Z5』 となりますので、機種によっては手順が異なるかもしれません。

スマホの設定で、開発者モードを有効にする

android-3-01-2.png
[設定] -> [端末情報] -> [ビルド番号]を連続タップ
「あなたは今開発者になりました!」が表示されればOKです。

スマホの設定で「USBデバッグ」を有効にする

android-3-02-2.png
[設定] -> [開発者向けオプション] -> [USBデバッグ] On
「USBデバッグを許可しますか?」が表示されたら、[OK] をクリック

スマホをUSBでPCに接続

android-3-03-2.png
スマホ側に「USB接続の用途」画面が表示されるので「ファイルを転送する」を選択
今までは、この時点で、スマホ用のドライバやXperia Companionをインストールする必要がありましたが、Windows10ではもはや不要になった様子。

サポートする「API Level」を修正する

今回使うスマホは「Android 7.0 (API Level 24)」なので、このバージョンが含まれるように build.gradle を修正します。
なるべくいろいろな端末で動くようにするには、下記OS別シェアを確認して、最低API Levelを設定します。
Android OS別シェア
今回は、Lollipop(Level 21) でかなり改修されたのと、Lollipop 以降で80%程度のシェアがあるので、最低レベルの設定となるminSdkVersionを「21」とします。
android-3-04-2.png

モジュールのbuild.gralde(app/build.gradle)
compileSdkVersion 26  //コンパイル時に使うAndroid SDKのバージョン(最新推奨)
minSdkVersion 21     //Lollipop以降を指定
targetSdkVersion 26  //ターゲットとするSDKバージョン(最新でよい)

右上の[Sync Now]をクリック

スマホでアプリを動かしてみる

android-3-05-2.png
ひとまず、[Run] -> [Run 'App']でアプリを実行させます。

android-3-06-3.png
実行するデバイスの選択画面が表示され、上部にスマホが出てきます。
コメント「Press 'OK' in the 'Allow USB Debugging' dialog on your device」に従い、スマホ側で「USBデバッグ」を許可します。
android-3-07-3.png
スマホ側に「USBデバッグを許可しますか?」と出るので、「このパソコンからのUSBデバッグを常に許可する」をチェックして[OK]をタップ

android-3-08-2.png
[Connected Devices]の欄に、スマホのバージョンが表示されました。
[Sony SOV32(Android 7.0, API 24)]を選択して[OK]をクリック

android-3-09-2.png
せっかくなので、[Install and Continue]をクリックしてインスタントランしてみましょう!

android-3-10-2.png
おなじみの[Component Installer]画面。[Done]が表示されたら[Finish]をクリック

android-3-11-2.png
スマホに「POC App」アプリが起動され、中央に「Hello World!」が表示されれば大成功です。

スマホで自作アプリを動かすことができました!

アプリ終了

android-3-12-2.png
Android Studio側からアプリを終了するには、右上の四角ボタンをクリック(または、ショートカット「Ctrl + F2」でもOK)

次回予告

次回、ようやく開発に入りますよ。最初の開発は、OkHttp3を使って、簡単にPOST/GETするアプリです。こうご期待!

4
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
2