私自身マークダウンという単語自体は知っているものの、ほぼほぼど素人なので、Qiitaの記事を書く初めの一歩としてこの記事を書きながらマークダウンについて学んでみてみる過程を徒然と書いていこうと思います。
なお、自らのMarkdownのハンズオンを兼ねているので文書構造はめちゃくちゃです。(たぶんスライドモードはうまくいかない。)
まずは何はともあれWikiを見てみます。
Wiki:Markdown
https://ja.wikipedia.org/wiki/Markdown
なるほど。名前はMarkdownなのにマークアップ言語で、軽量でいろいろな記法ができるというわけですな。
いろいろなものっていうのは、段落、改行、強調、コード、リスト、見出し、引用、リンク、水平線か。
垂直線ってのは見当たらないな。
ちょっとずつ試していこう。
上で書いたURLも下のほうでリンクを使ってもう一度出してみるか。
と、ほかの記事をそのままペタッと貼ると基本的に著作権違反になってしまうので、著作権のルールをおさらいしておくことにする。
著作権では引用というものが認められています。
その条件を調べていくと文化庁のページが引っかかります。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/gaiyo/chosakubutsu_jiyu.html
[1]公正な慣行に合致すること,引用の目的上,正当な範囲内で行われることを条件とし,自分の著作物に他人の著作物を引用して利用することができる。同様の目的であれば,翻訳もできる。(注5)[2]国等が行政のPRのために発行した資料等は,説明の材料として新聞,雑誌等に転載することができる。ただし,転載を禁ずる旨の表示がされている場合はこの例外規定は適用されない。
このページは行政の発行物であり、転載を禁ずる旨の表示がされていないことを確認したので、上記のようにコピペできるわけです。
そして、上記の中の注5というのが具体的な引用のルールになっている。
(注5)引用における注意事項
他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合,すなわち引用を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。
(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)
(参照:最判昭和55年3月28日 「パロディー事件」)
ここを違反すると、引用と扱われないため著作権侵害という扱いになる。
この記事でいうところに照らし合わせてみよう。
(1) 記事を書くための注意事項として必然性がある。ヨシ!
(2) 引用した内容にはMarkdownの引用を付けたのでヨシ!
(3) あくまでQiitaの記事を書くために必要なこととして自分の著作が主体なのでヨシ!
(4) URLを貼っているのでヨシ!
となるため、上記はきちんと引用のルールには反していないと確認できる。
では、ここで上記にすでに引用を使っている。
引用は「>」を先頭に使うらしい。昔懐かしの2chを思い起こすな。
とコードとして表現したいのでコードの表記を見てみる。
コードは「`(バッククォート)」で書くらしい。
バッククォートというのはQWERTYキーボードでいうshift + @キーの入力でできる。
引用>引用したい文字列
こんな感じか。
改行を含んだ文字列の引用を表現しようとすると改行を含んだコードで表現しないと見えない。
そんな時はバッククォートを3続けて書くらしい。コードは黒背景になって表現が変わるみたいだ。
```
改行を
含んだコード
```
文字のエスケープができないので```を行頭に各手段が思い当たらない。行頭のスペースは無視してほしい。
Wikiには
>改行
を含む引用
このコードは下記のようになる。
改行
を含む引用
改行を含んでも間に複数行にまたがって引用扱いにしてくれるが、下記のように空行を含むと
>改行
を含む引用
改行
を含む引用
のように引用が切れてしまう。そんな時は下記のように次の行にも引用符「>」を付けてやればいい。
>改行
>を含む引用
改行
を含む引用
間をあけても良いということは連続した複数の引用を表現することはできなさそうだ。
段落と改行は特別な表現方法というよりデフォルトの作法のようだ。
ちょっとWiki:Markdownから引用してみる。
段落は1つ以上の連続したテキストであり、空行によって分けられる。通常の段落をスペースやタブでインデントしてはならない:
理解できるようなできないような。。。
後半はよくわかる。普通のテキストエディタではタブやスペースにより見た目の段落というか階層構造を表現する。
こんな風にだ
段落1
段落2
段落3
これを段落として見なさないという意味だろう。
空行によって分けられるというのは。
これが段落1
これが段落2
ということだろう。
実際に展開したものが下記で、見た目上段落が違っているようには見えないが、段落が違うという意味として解釈されるのだろう。
これが段落1
これが段落2
水平線があるとわかりやすいか。
と水平線を調べて書いてみる。
水平線は
1行の中に、3つ以上のハイフンやアスタリスク・アンダースコアだけを並べると水平線が作られる。ハイフンやアスタリスクのあいだには空白を入れてもよい。以下の行はすべて水平線を生成する:
ということらしい。
これは記号の種類によって線の種類が異なる感じなのだろうか?ちょっと試してみよう。
ハイフン
---
アスタリスク
***
アンダースコア
___
と書いてみると同じ線の種類になるようだ。
元に戻って段落に戻ると
段落1
段落2
???なぜかうまく表現できない。
コードとしては
---
段落1
段落2
---
と書いているだけなのだが。。。
改行については下記のように書かれている。
テキストに挿入された改行は最終的な結果から取り除かれる。これは、画面の大きさに応じて改行を行う処理はWebブラウザが担当すべきであるという設計思想による。強制的に改行したい場合は、行末に2つのスペースを挿入すればよい。
おそらくテキスト文字列として改行を取り除くのは、Markdownのコードとしての視認性のためだろう。
改行がなく連続して書かれていたら読みにくくてしょうがないからだ。
その代わりに改行を意図的に入れたいときの作法として行末の2つのスペースがあるのだろう。
しかし、このQiitaでは改行が改行として扱われているような感じがする。
ちょっと行末にスペース2つを入れてどう表現されるか試してみる。
あいうえお
かきくけこ
あいうえお
かきくけこ
なぜか1行空いているように見える。
ちょっと挙動がよくわからないが、改行の後ろに改行が追加されたような感じだろう。
ではテキストの強調について試してみる。
*強調*
強調
**強調**
強調
***強調***
強調
****強調****
強調
アスタリスクによる強調は個数が多くなるほど太くなるが3つが限界で、2つと3つの見た目上の違いが判らない。
_強調_
強調
__強調__
強調
アンダーハイフンによる強調はされたかされていないかよくわからない。
そして1つが限界らしい。
リストはハイフンを付けてサブアイテムはインデントによって入れ子が表現できる。
- アイテムリストA
- アイテムリストB
- サブアイテムリストC
- サブアイテムリストD
- サブサブアイテムリストE
- サブサブアイテムリストF
- アイテムリストG
- サブアイテムリストH
- アイテムリストA
- アイテムリストB
- サブアイテムリストC
- サブアイテムリストD
- サブサブアイテムリストE
- サブサブアイテムリストF
- アイテムリストG
- サブアイテムリストH
とインデントごとに違った記号が先頭に付くようだ。
先頭はハイフンだけでなくアスタリスクでもできるようだ。
* アイテムリストA
* アイテムリストB
* サブアイテムリストC
* サブアイテムリストD
* サブサブアイテムリストE
* サブサブアイテムリストF
* アイテムリストG
* サブアイテムリストH
- アイテムリストA
- アイテムリストB
- サブアイテムリストC
- サブアイテムリストD
- サブサブアイテムリストE
- サブサブアイテムリストF
- アイテムリストG
- サブアイテムリストH
同じ表現になる。
順序付きのリストは「数字. 」を付けて書く。
あえて数字を1に固定して書いてみると
1. アイテムリスト1
1. サブアイテムリスト1-1
1. サブアイテムリスト1-2
1. アイテムリスト2
1. アイテムリスト3
- アイテムリスト1
- サブアイテムリスト1-1
- サブアイテムリスト1-2
- アイテムリスト2
- アイテムリスト3
のように自動的にナンバリングされる。
見出しの書き方を覚えないと、文の構造がわからないな。
見出しにはテキストの前に#を置くことで表現ができる
# 見出し1
## 見出し2
### 見出し3
#### 見出し4
##### 見出し5
###### 見出し6
####### 見出し7
見出し1
見出し2
見出し3
見出し4
見出し5
見出し6
####### 見出し7
「#」の個数が少ないほど大見出しってことでどうやら#は6個までが限界らしい。
表現を見ると、この本文よりも見出しのほうが最弱の#6個よりも強調されて見えるようだ。
別の表記方法があるとのこと
見出し1
===
見出し2
---
見出し1
見出し2
上で見たな。
水平線を引こうとするとその直前の文字が見出し扱いになるようだ。
水平線のところで文字がなぜか大きくなったのは、見出しの表現だったためだったのか。
あと残りはリンクのみ。
リンクはリンクのテキストとアドレスを下記のように表現する。
例えば、ここで引用しまくったMarkdownのWikiを使ってみる。
[MarkdownのWiki](https://ja.wikipedia.org/wiki/Markdown "Markdownのタイトル")
マウスカーソルを合わせたときにタイトルが表示される。[1]
別の表示の仕方もあるようだ。
[MarkdownのWiki][https://ja.wikipedia.org/wiki/Markdown]
[https://ja.wikipedia.org/wiki/Markdown]: https://ja.wikipedia.org/wiki/Markdown "Markdownのタイトル"
なんかうまくいかないな。
linkrefというのとリンクのアドレスというものの違いがよく分からない。
linkrefというはどう表現されるのだろうか?
とまあ、Qiitaを使ってMarkdwonをハンズオンしてみたわけですが、実装によって挙動が異なったりよくわからない部分が残ってしまいました。
今後また記事を書いていくうちに使いこなしていこうと思います。