4
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

IBM Cloud Advent Calendar 2022

Day 14

Satelliteを利用してCP4DからDB2へSecureな接続をはる

Last updated at Posted at 2022-12-13

概要

CP4DからDB2(on IBM Cloud)へSecureな接続をはるには以前はIBM Cloud Secure Gatewayを利用していましたが、当サービスはEOS(サポート終了)を予定しており後継サービスの一つがSatelliteとなります。本投稿はSatelliteリンクを利用したCP4DからDB2 on IBM Cloudへのアクセスを確認して、手順をまとめました。

前提

1.Satellite Locationが作成されていること

ここに接続に使うSatelliteリンクを作成します。下記がSatelliteロケーションの概要画面です。
スクリーンショット 2022-12-01 12.23.04.png

Satellite Locationの作成手順は以下を参照ください。
https://qiita.com/nori0315/items/a93229d561ce8c3bcd5b

2.DB2インスタンスを作成、テストデータを用意すること

DB2インスタンス上にスキーマ/テーブルを作成して、テストデータを事前に用意しておきます。
DB2 ユーザー名/パスワード 及び Host名/Port番号 は下記のサービス資格情報の画面から取得してメモしておく。
スクリーンショット 2022-11-28 16.14.29.png

3.CP4Dのプロジェクトが作成されていること

ここにDB2へアクセスする際の接続情報やテーブル情報を登録します。実際は下記プロジェクトの資産画面より接続及びデータ資産を作成します。
スクリーンショット 2022-11-28 16.02.09.png

上記は全てIBM Cloud Tokyoリージョンのサービスを利用するものとします。

手順

Satellite Linkを作成

Satelliteロケーション概要画面の左メニューからLinkエンドポイントを選択すると
エンドポイントの一覧が現れるので"エンドポイントの作成"ボタンをおす
スクリーンショット 2022-11-28 15.51.38.png

宛先リソースでクラウドのBOXを選択して右下の次へのボタンをおす
スクリーンショット 2022-11-28 15.57.07.png

リソース詳細ではエンドポイント名は任意、ここではep100を入力
"宛先 FQDN または IP" と宛先ポートは 事前に取得しておいたDB2 Host名/port番号を入力、
右下の次へのボタンをおす

スクリーンショット 2022-11-28 15.54.56.png

TLS オプションでは
ソース・プロトコルはデフォルトTCPのままで 次へのボタンをおす
スクリーンショット 2022-11-28 15.55.16.png

接続の設定で
非アクティブ・タイムアウト デフォルト60のまま、エンドポイント作成のボタンをおす。

スクリーンショット 2022-11-28 15.55.29.png

左メニューの"Linkエンドポイント"を選択してエンドポイント一覧画面が現れるのでから上記で作成したエンドポイントができていることを確認して選択
スクリーンショット 2022-11-28 15.58.51.png

エンドポイントの詳細画面が現れるので、エンドポイント・アドレスのHost名/Port番号をメモしておく
スクリーンショット 2022-11-28 15.59.07.png

CP4DにてDB2接続情報を作成

CP4Dのプロジェクト資産画面から新規資産+のボタン押して接続を選択
スクリーンショット 2022-11-28 16.02.09.png

db2で検索してIBM Db2 on Cloudを選択
スクリーンショット 2022-11-28 16.03.31.png

接続名は任意、 ここではdb2-con99と入力、データベースはDB2の場合はbludb
ホスト名またはIPアドレス,ポートのところにSatellite Linkを作成時に取得したエンドポイント・アドレスのHost名/Port番号を入力して画面を下にスクロールする
スクリーンショット 2022-11-28 16.07.03.png

資格情報のユーザー名/パスワードは事前に取得しておいたDB2ユーザー名/パスワードを入力
サテライトリンクのBOXにチェックを入れてサテライト・リンクのプルダウンから
上記でSatellite Linkを作成したLocationを選択して右下の作成ボタンを押す

スクリーンショット 2022-11-28 16.07.32.png

CP4DにてDB2テーブルを登録 

CP4Dのプロジェクト管理画面から"資産のインポート"のボタンを押し上記で作成した接続、ここではdb2-con99を選択、
スクリーンショット 2022-11-28 16.08.30.png

テストデータのあるスキーマ、テーブルを順次選択して右下のインポートボタンを押す

スクリーンショット 2022-11-28 16.09.38.png

テーブル名の名前(employee11)でデータ資産が作成され、プロジェクト管理画面のすべての資産の一覧に現れることを確認して選択します。

スクリーンショット 2022-11-28 16.11.06.png

テーブルのテスト用データが照会できることが確認できました。
スクリーンショット 2022-11-28 16.11.30.png

参考情報リンク

4
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?