0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

GitHub Actions の workflow_dispatch で複数行入力できるようにする

Last updated at Posted at 2025-03-22

できるようになること

GitHub Actions の workflow_dispatch で複数行入力ができるようになります。

結論

複数行入力するための type は GitHub Actions は用意されていませんが、ブラウザのディベロッパーツールを用いることで擬似的に複数行入力を実現することは可能です。ただし iOS や Android アプリでは使用できません。

workflow_dispatch とは?

以下のようなトリガーを追加することにより手動で GitHub Actions を実行できるようになります。on.workflow_dispatch.inputs を設定することで実行時に任意の値を渡すことができます。

on:
  workflow_dispatch:
    inputs:
      remarks:
        required: false
        description: '備考'
        type: string

上記の例の場合、「備考」欄に任意のテキストを入力すると、呼び出されるジョブの中で ${{ github.event.inputs.remarks }} という変数でテキストの内容を参照できるようになります。remarks は任意の変数名です。

問題点

typestring にすることでテキストフィールドを用意することができるのですが、残念ながら複数行入力ができません。また、複数行入力をするための type は現時点では用意されていません。

解決策

ブラウザのディベロッパーツールを用いて、type: string で用意された HTML の input 要素を textarea に変更することで複数行入力が可能になります。

ここでは Google Chrome を利用した方法を紹介します。

入力フォームの表示

workflow_dispatch を実行するページにアクセスします。"Run workflow" ボタンを押してメニューを開きます。

ディベロッパーツールの起動

ディベロッパーツールを開きます。ブラウザ画面上の任意の箇所で右クリックして表示されたメニューから「要素の検証」または "Inspect" をクリックします。

あるいは Windows の場合は F12、macOS の場合は Command + Option + I でも開けます。

要素の指定

開いたディベロッパーツールのウィンドウの左上にある左上向きの矢印をクリックします。矢印に色がついたら要素が指定できるようになります。

input 要素の選択

この状態で先ほど開いた workflow_dispatch のメニュー上の、input 要素を選択します。

textarea への変更

先ほどの手順により、ディベロッパーツール上で input 要素が選択された状態になっていると思います。

そこにある input というテキストをダブルクリックして編集可能な状態にします。

要素を input から textarea に変更します。

これで複数行入力ができるようになったと思います。

ただ入力フォームが複数行になっただけではなく、実際に複数行入力した際に改行が反映されます。

もっと便利な使い方

この方法だと毎回ディベロッパーツールを開いて要素を選択して inputtextarea に変えないといけません。

これって手間ですよね?

以下の JavaScript を実行することで同じことが実現できます。

document.querySelector('summary.primary.btn-sm.btn').click();
setTimeout(convertInputIntoTextarea, 1000);

function convertInputIntoTextarea() {
  const input = document.querySelector('input.form-control.input-contrast.input-sm');
  const textarea = document.createElement('textarea');

  textarea.className = input.className;
  textarea.name = input.name;
  textarea.placeholder = input.placeholder;
  textarea.value = input.value;
  textarea.rows = 4;

  input.parentNode.replaceChild(textarea, input);
}

⚠️ ここで指定されているクラス 'summary.primary.btn-sm.btn''input.form-control.input-contrast.input-sm' は 2025 年 3 月 22 日のものです。将来的に変更される可能性があります。

あとはこのスクリプトをなるべく手間の少ない方法で実行してあげれば OK です。たとえば

  • ディベロッパーツールのコンソールにコピペする
  • ブックマークレットに登録してアドレスバーから実行する
  • 拡張機能にして workflow_dispatch のページにアクセスしたら自動実行されるようにする

などの方法があります。

以下のコードはブックマークレット用です。

javascript:document.querySelector('summary.primary.btn-sm.btn').click(); setTimeout(convertInputIntoTextarea, 1000); function convertInputIntoTextarea() { const input = document.querySelector('input.form-control.input-contrast.input-sm'); const textarea = document.createElement('textarea'); textarea.className = input.className; textarea.name = input.name; textarea.placeholder = input.placeholder; textarea.value = input.value; textarea.rows = 4; input.parentNode.replaceChild(textarea, input); }

この方法はパソコン版ブラウザのみ

残念ながらこの方法はパソコン版ブラウザでしかできません。厳密に言えば HTML が直接編集できる環境であれば問題ないのですが、iPhone や Android などのアプリではできません。

将来的に textarea 版の type も GitHub Actions に実装されるといいですね。

参考リンク

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?