この記事は クラウドワークス グループ Advent Calendar 2024 シリーズ2 の16日目の記事です。
はじめに
こんにちは。
クラウドワークスでデザイン基盤チームのフロントエンドエンジニアとして働いている @noraku と申します。
2024年10月中旬にjoinしましたのでまだ2か月ほどしか経っておりませんが、この間に感じたり、学んだことを書きたいと思います。
自分のこと
前職では5人ほどのフロントエンドエンジニアチームでリーダーをつとめておりました。それまではほぼプレイヤー、または単独での仕事が多かったため、チームマネジメントに関わらせてもらったのは前職が初めてでした。プレイヤーの時には知ることができなかった視点や、チームで成長するにはどうしたら良いか、エンジニアの生産性をどう可視化するかなど様々なことを学ばせていただき、自分のキャリアにおいてとても貴重な経験を積ませて頂きました。
入社後に感じたこと
カルチャーについて
90日オンボーディングという会社のカルチャーを学ぶ仕組みがあります。
この仕組みがとても手厚く、自分がこの会社でどのように仕事をしていくかを想像しやすくなりましたし、実際日々の業務を進める上でも助けとなっています。また、クラウドワークスが経験してきた問題の解決方法や働き方の知恵がまとまっているソリューションブックというものがあるのですが、こちらを読むと会社が問題に直面した時にどのような考え方をし、どのような方向性をとって解決するかがよく理解できます。そのときにならないとわからないこともありますが、ある程度会社としての方向性がわかる、ということは心理的安全性につながると思います。
サービスウォークスルー
サービスウォークスルーとは自分が担当するサービスの機能をスプレッドシートに沿って一通り体験し、感想や気になったところなどを体験記として執筆する取り組みです。
- 実施者は実装に入る前にサービスの機能をよく知ることができるし、実際にサービスを初めて使うユーザーの体験ができる。
- 読み手は体験記からサービスのどういったところに改善点や伸び代があるか知ることができる
といった形で実施者と読み手両方にメリットがあるものになっていて、すごくいい仕組みだなぁと感じました。
質問や発言がしやすい
朝会など全体でのイベントでもそうですが、色々なところでみんなが自主的にコメント、発言をしています。
なので疑問に思ったことや質問などをする際のハードルが低く、また必ず誰かが答えてくれるので安心感があります。
自分もよく真似しているのですが、実装中の進捗をスレッドにして書いたりもしています。
その中でつまづいている部分をぼやくと、通りすがった人がアドバイスをしてくれて解決することもあります。
自分のような新参者にとっては、自分が今何をやっていて、どこにつまづいているかを「報告」のような堅苦しい形式ではなく「つぶやき」として発信できるのはとても助かるなぁと感じています。また、それを見てくれる人がいるという安心感もあってとても作業がしやすいです。
今の業務に関して
現在はデザイン基盤チームというデザイナーとエンジニアが所属するチームでお仕事をしています。
主にUIコンポーネントライブラリを作成しているのですが、これまでは元々仕様や目的が決まっているコンポーネントを作成することが多かったのに対し、これから使われる想定の汎用的なコンポーネントの作成は考慮すべきことなどが全然違い、また違った難しさがあります。
しかしデザイナーが同じチームに所属していることで、デザイン面でのフィードバックや用意すべきパターン、アクセシビリティで考慮することなどを相談しやすく、実装面で「これもあった方がいいかもしれない」と思った時もすぐに連携ができ、とてもやりやすいと感じています。
フロントエンドにおいてデザイナーとの連携は切り離せないものなので、そのためにチームを横断しなくて良い、というのは非常に助かるなぁと実感しております。
おわりに
以上が現在までに自分が感じたことになります。
まだ2か月しかたっていないということもあり、これから色々な経験をすることで、逆にマイナスに感じる部分なども出てくるだろうと思っていますが、不思議とクラウドワークスでなら乗り越えられそうだと思っています。
それは前述したカルチャーの背景だったり、現在関わらせていただいてる方々の人柄だったり色々な理由がありますが、総合して非常に恵まれた環境であることを感じているからです。この環境を活かし切れるかどうかはこれからの自分の頑張りにかかっていると思いますので、引き続き日々成長を心がけて進んでいきたいと思います。