#はじめに
エアコンをつけて寝ても寝苦しい夜がある
設定温度は適切なのに
明け方近く、エアコンがサボってムワッとしたり、凍えるように寒かったり
データを取って分析し、エアコンとセラミックファンヒータ制御する事で解決できた
#使用機器と前提
- エアコン (タイマー4つ設定できる、再熱除湿非対応機)
- スマートコンセント TPlink HS105+KasaSmart(スマホアプリ)
- セラミックファンヒータ(ハードスイッチ機)
- 家族4人で就寝 (内 幼児2)
#寝苦しかった夜のデータ
温度は一定のまま、湿度だけ徐々にあがっていく
生ぬるい湿った風がエアコンから出続け朝を迎える
放射冷却、雨の日、秋ぐちなど、明け方の外気温が低いと、戸外から熱が供給されず
エアコンは、ほぼ送風で目標温度が維持できてしまう。
この状況で、500ml/人 の水分[^1]が空気中と布団に供給される為
※1分毎 移動平均6 SoracomHarvestからダウンロードしてグラフ化
※湿度80%に達する日もあるが、無料レンタル期間中には計測できず
#除湿で寝るとどうなるか
除湿は弱・標準・強 で運転し続けるシンプル制御のようだった
- 弱 → 生ぬるい、暑い
- 標準→ 寒すぎ
- 強 → 身の危険を感じるため欠測
#冷房と除湿とセラミックファンヒータを制御してみた
除湿・冷房と同時にセラミックファンヒータで暖房は無駄に思うかもしれないが、
高級なエアコンはこれを行っているとのことで再現してみた(再熱除湿機能)
(※以下、湿度65%を維持しようと頑張ったあと4時に力尽きて冷房放置→湿度上昇の図)
#PoC結果
- セラミックファンヒータ制御に加えると爽やかな空気維持可
- 後はBME280+ラズパイ等でやれるが、エアコン操作時のピー音大が課題
- セラミックファンヒータ制御しっぱなし就寝は要注意
#おまけ
他にも実験した結果
- 布団、夏なら昼2時間も干せば十分かと (取り込んだ後部屋を閉じ空気中水分量推移計算)
- 掃き出し窓解放と、換気扇+せり出し窓15cm開で湿度換気の効果に差はない
#使ったアプリ
SORACOM Harvest Data画面をスマホブラウザのPCモードで。傾向見るときは1分更新。テントでキャンプ時とかに持っていくと寝る時の暑い・寒いの予測がつきそう
Kasa smart セラミックファンヒータ暫定制御。600w 15分の数で調整
霧ヶ峰リモート エアコン運転切り替え
参考サイト
[^1]