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ハンダごてを使うときには綿手をつけよう

Last updated at Posted at 2019-09-25

ハンダ付け熱すぎ問題

近年の電子工作の盛り上がりによってハンダごてを使ってハードウェアを作る人が増えてきました。

老舗の秋月電子通商さんだけではなく、通販で購入できるたくさんの半製品キットがあり、一式そろった材料をハンダ付けするだけでほしい機能が作れるようになっています。こんな素晴らしい環境を利用しない手はありません。

ただ、ハンダ付けにしようするこてはめちゃくちゃに熱くなります。半導体のロウ付けには、ハンダを使うのが一般的ですが、だいたい200度から300度ぐらいになります。普通に使う分には何ら問題のない作業なのですがホビーユースで行うときにはかなり無理な作業を行うことがあります。

熱容量の違うものをハンダ付けする場合、温度が均一にならないことからハンダが玉になり、それが指に落ちたりすると「あっっっっっつ」と一人悶えることになります。

電子部品は小さいものが多いので大体の人は素手でハンダ付けをするかと思いますが、こういった作業を行う際に便利な道具が「綿手」です。

🧤効果は絶大🧤

木綿でできた軍手を付けるだけで、ハンダごてをかなり指に近づけても熱くならず、指でパーツを抑えながらハンダ付けを行うことができます。やったことがある人ならわかると思いますが、手袋をつけないと熱くてとてもできません。間違ってこてが指に触れた場合でも何とか我慢できるレベルになります。

綿や麻はこすっても静電気が発生せず電子部品向きの素材で、綿手は柔軟性があり薄くて軽く、道具としても消えてなくなるものでもないためコスパ最高です。100円均一にも保湿用手袋などの名前で売っており、ツールボックスなどに入れておくと強い味方になります。

サイズ選びのコツとしては、手のサイズより小さいものを用意すると綿手袋が伸びて密着するので操作性が下がりずらいです。

ただ、綿であるため燃えやすいので火気には気をつけてください。ハンダ付けで発火点を超えることはありませんが火があると燃え広がります。また、過剰に信頼していると痛い目をみるので適切に使いましょう。

ご安全に

コワーキングスペースでハンダ付けをしているところに遭遇し、電子工作の広がりを感じるとともに、いい感じのTipsが共有されていないことがもったいないなと思いこのエントリを記載しました。
YouTubeでハンダ付けの動画をみてもやっている人は見当たらなかったので、ぜひとも皆さんやってみてください。安全にハンダ付けができる方法が広まることで、男性のみならず女性にも電子工作が広がっていくとうれしいです🧤

Twitterを始めましたので、もし宜しければフォローしてみてください。@noolbar

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