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CentOS 7にApache httpdをインストールしてブラウザ確認するまで

Last updated at Posted at 2019-01-05

環境

  • macOS 10.12.6
  • MacBook pro 2016
  • VirtualBox 5.2.18
  • CentOS 7.6-1810

yumでインストール

yumコマンドでインストールします。
CentOS 7では公式のyumリポジトリにhttpd2.4があるので、そちらをインストール。

yumとは

パッケージ管理システムです。rpmというパッケージ管理システムを内包しています。
rpmの足りないところを、yumが補っています。

rpmとは

rpm(Red Hat Package Manager)の名前の通り、RedHat系のディストリビューションのパッケージ管理システムです。よって、yumもRedHat系用になります。(ちなみにDebian系はapt)
yum = rpm + αって感じです!

rpmにはなくてyumにはある機能

rpmではインストールするパッケージの依存関係を検知することはできても、その依存関係にあるパッケージを自動で一緒にインストールまでしてくれません。ですが、yumは依存関係にあるパッケージまで全部一緒にインストールしてくれます。なので、yumを使ってパッケージを入れれば、そこらへんの配慮をしなくても、コマンド1つでやってくれちゃうわけです!
あと、もう一つリポジトリの自動更新も行なってくれます。

リポジトリ

リポジトリは、複数のパッケージを格納している場所のことです。
ここには、複数のパッケージのメタ情報も一緒に置いてあります。
yumは、 /etc/yum.repos.d/配下の.repo拡張子のファイルの中身を見て、その中にあるリポジトリの中のパッケージをrpm経由でインストールします。
よって、ここに記載のないものはインストールできません。
最新のものをインストールしたいときには、ここに追加しなくてはなりません。
今回は、Apache httpd 2.4がデフォルトで存在するので、インストール可能というわけです!
インストール可能かどうかは、以下のコマンドでわかります。

# yum info [パッケージ名]

パッケージの詳細情報を出してくれます。

インストール

インストール自体は先ほども言いましたが、コマンド1つです。

# yum -y install httpd // -yは、すべての問いに「yes」と回答したものとして実行するオプションです。

Apacheの起動と停止

起動

# systemctl start httpd

CentOS 6 以下は、serviceコマンドを使ってください。

起動の確認

# systemctl status httpd

たくさん文字が出てきますが、Active: active (running)とどこかにあれば動いている証しです。

停止

# systemctl stop httpd

自動起動の設定

これは、CentOSの起動・再起動の際に一緒にApache httpdも起動するようにする設定です。
以下のコマンドでOK

# systemctl enable httpd.service

CentOS 6 以下は、chkconfigコマンドを使ってください。

ブラウザ確認

まずは、CentOSがデフォルトでfirewalldが動いていてアクセス制御されているので、httpdを許容するように設定します。
これも、コマンドでできちゃいます。

# firewall-cmd --add-service=http --zone=public --permanent
# firewall-cmd --reload //反映

あとは、ブラウザでhttp://CentOSのIPアドレスを叩けば、以下の画面が表示されて完了です。
スクリーンショット 2019-01-05 11.32.42.png

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