RDSイベントサブスクリプションについて
1.RDSイベントサブスクリプションとは
- RDSに関係するイベントが発生した際、そのことをAmazon SNSで通知できる仕組み。
※イベント:DBインスタンスの起動や終了、パラメータグループやセキュリティグループの変更等、
RDSに関係する様々な設定変更や状態変更のこと。
AWS公式ドキュメント
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/USER_Events.html
主なメリット
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事前にメンテナンス情報を把握することで、「知らないうちにAWSによるメンテナンスが実施されて、サービス影響が発生してしまった...!」なんてことを防げるようになる。
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本番環境が変更された場合、それが意図したものかどうか確認できる「監視」の役割も担える。
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設定が簡単で、稼働中のサービスにも影響がない。
2.設定方法
- AWSコンソール画面での設定
Amazon RDS画面
→「イベントサブスクリプション」を選択
→「名前」を入力
→「ターゲット」を選択
通知先のSNSトピックのARN、もしくは任意のEメールアドレス
→「ソース」と「イベントカテゴリ」を選択
ソースとイベントカテゴリは任意のものを選択可能。1つのソースに複数のイベントカテゴリを設定することも可能。
ソースごとに設定可能なイベントカテゴリの確認は、以下のAWS公式を参照
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/USER_Events.Messages.html
→「作成」
3.注意点
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ソースごとに設定可能なイベントカテゴリが異なる
→必ず公式ドキュメントの設定一覧を確認 -
DBインスタンスとDBクラスターでは、同じイベントカテゴリを指定しても通知内容が異なる場合がある
例)イベントカテゴリ:maintenance
通知内容:DBインスタンス・・・パッチ適用が通知対象に含まれる
DBクラスター・・・パッチ適用が通知対象に含まれない
(※maintenanceに加え、「notification」を追加する必要がある)