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同僚にも同じ言語を使ってほしいと思ったら

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ある言語を普及させたいと思っている場合の注意点をメモしました。

相手が使っている言語をけなさない。

新しい言語・新しいライブラリを習得するという手間を考えても

使った方が相手の仕事がはかどる場合だけ薦めるのがよいでしょう。

同等のことが同等にできて相手が困っていない場合に

言語の押し売りはしないことです。

(どちらの言語がいいかは、すぐ宗教論争になってしまいます。)

・「言語がそんなあるんだ。」

・「なんでそんな言語を使っているの?」

・「その言語は何がうれしいの?」

・「***使えば十分じゃん。」

・「その言語で***はできるの?」

・「その言語で作ってからC++で作り直すのは二度手間じゃない。」

・「他のメンバーが読めないような言語で書いてほしくない。」

こういった反応がでます。

「他のメンバーが読めないような言語で書いてほしくない。」という意見をもたれないように

注意深く発言しましょう。

まずは、自分専用のツールを作る範囲でだけ

その言語を使いましょう。

しかも、必要が生じた時には、他のメンバーが使えるようにドキュメントを

作成しましょう。

目的は、選択肢を増やすこと、

従来の言語を置き換えることではない。

まずは、自分の書いたコードを共有できるようにする。

書かないまでも、実行できる環境を整えよう。

次に他のメンバーが

書けないけど動作できるを目指します。(他人が作ったツールを使えるという利点を伝えよう)

そのような中で、他のメンバーが困っていそうな部分を便利に解決するツールを紹介していきます。

相手が困っている部分を楽ができるようにだけ考える。

・グラフの作成をOSの種類によらず簡便にできるようにする。

 グラフの作成を自動化したいというニーズは多い。

・使いたいライブラリがあるかどうか?

新しい言語を使うことは労力が増える。

そのため、新規に利用するかどうかは懐疑的になる理由はある。

「使ってみて役に立たなかったということはなくしたい。」

「バグがある処理系・ライブラリでひどい目を見たくない。」

「メンテナンスされず、ほったらかしの処理系はいやだ。」

「覚えるべき文法が多いのはいやだ。」

「やりたいことを実現するための関数を見つけにくいのはいやだ。」

「言語仕様が頻繁に変わる言語は避けたい。」

新しい言語の紹介を受ける側は常に用心するのは当然なこと。

自分が書きたいという分野で信頼のおけるライブラリがそろっている言語を

選ぶこと。

その言語は、時代によって変わっていくことを意識しつづけること。

「本体と追加のライブラリのインストール作業が面倒なのはいやだ。」

「落とし穴がある言語は使いたくない。」

「速さ重視のプログラムに書き換えたいときに。すべてやり直しになる言語はいやだ。」

「よく使う言語のよく使うライブラリをその言語の中でも使いたい。」

「その言語では***はどう書くの?」

「**のところがわからないんだけれども」

部署の中で、自分以外のユーザーが2名以上になると

ある程度普及しやすくなる。

権威のある人がその言語とライブラリを紹介してくれると

その言語に対する理解がだいぶ好意的になります。

デメリットの存在しない言語はありませんから、

その言語のデメリットには何があるのか、

それぞれのデメリットはどうやって低減できるのかを

伝えることが大切です。

ゆっくり時間をかけて紹介していくのがいいでしょう。

追記

・同僚の使っている言語やライブラリ、ツールの方が、自分が使っているものよりも優れていることが多々あります。

バージョン管理のツール一つにしても、より便利なツールに乗り換えてきました。

・同僚の使っているライブラリがとても良かったら、それをそのまま使うなり、wrapperを書いて使うなり、

 自分のよく使っている言語で書き直すなり、学ぶことは多い。

 

追記:

・その言語の特集を組んでいる雑誌を机の上に放り出しておく。

・大学の先生による解説や、学会やシンポジウムの権威者による紹介(slideshareなど)を

紹介する。

・社内の他部署の評価が高い人でその言語の利用者がいる場合、そういったことを自分の所属している部署の同僚にも伝える。

その言語に対して「デメリットがあるんじゃない」という視点に立って話しかけてくる人がいますから、むきになって反論しないことです。反論されると、意地になる人がいますから、上手にかわすような話し方をすることです。

未知のもの、怖いものと考える人がいます。ですから、日本の組織では、新しいものを世の中に先駆けて取り入れて考える人、自分の考えで新しいものを作る人に対して、過度にブレーキをかける人がいます。

そういった人の不安を減らすようにしたたかに行動しないと、「わけわからない言語でツールを作ったりしないでくれよ」という圧力で、使用が禁止されてしまうというばかげたことになりかねません。