遠隔操作用のグローブの利用目的は複数ある。
目的1: 実際に手元にあるものを人の手で操作して、その結果をキャプチャする。それを、ロボットへの遠隔操作に用いる。あるいは、ロボットの動作の学習に用いる。
目的2: 実在のロボットの触覚を元に、実在のロボットを操作する。そのため、実在のロボットでの触覚を人のグローブに返すことが必要になる。
目的3: VR空間上にあるものを人の手で操作する。 そのため、VR空間上にあるものを操作したはずの感触を、人のグローブ側に返す。そのバーチャルな触覚を元に操作する。ヘッドマウントディスプレイでVR空間を人に見せることが必須である。
HaptX Gloves DK2
触れて感じるリアルな触感を実現する触覚グローブで、遠隔操作などの用途に適しています。
Tactile Telerobot
ロボット機器を制御し、遠隔地から物体を操作する際に、オペレーターに産業グレードの触覚フィードバックと自然なインタラクションをもたらす触覚グローブです。
力触覚グローブ
5指ハンドを備えたロボットアームと組み合わせた遠隔操作システムで、インターネットを介して遠隔地でも対象物の硬さ、軟らかさを把握できます。
モーションキャプチャグローブ
実在の手のモーションをキャプチャするグローブであって、VRや遠隔のものでの触覚を手元に反映する機能はない。
ロボットの手の指の本数が少ない場合には
- 2本指のハンドを、開く・閉じるなどの操作を単純なゲームコントローラーベースで操作するという選択肢がある。
手の動きをどう生成するのか
要追記
- ロボットの開発において、そのようにグローブが使われているのか、代表的な使用例を明らかにする。