以下の内容は古くなっています。
docs.opencv.org/3.1.0/のOpenCV-Python Tutorials
がアクセス可能になっています。
例題のスクリプトも
orb = cv2.ORB_create()
のようにOpenCV 3.1の実際のバインディングにそったスクリプトになっています。
直接、
http://docs.opencv.org/3.1.0/d6/d00/tutorial_py_root.html#gsc.tab=0
にアクセスしてください。
OpenCV3.1がリリースされた。
dandelionさんが
[OpenCV Change Logs(意訳)]
(https://github.com/atinfinity/lab/wiki/OpenCV-Change-Logs%EF%BC%88%E6%84%8F%E8%A8%B3%EF%BC%89#3.1)
を作成してくれています。
そのアーカイブを展開したときのディレクトリ
opencv\sources\doc\py_tutorials
に最新版のOpenCV-Python Tutorialsが含まれている。
従来紹介した記事のリンク、
http://docs.opencv.org/3.0-beta/doc/py_tutorials/py_tutorials.html
のリンク先のhtmlは、3.0-betaのものであって、OpenCV3.1のものではない。
そのため、OpenCV-Python Tutorialsの著者が、修正した最新の内容を読むには、
opencv\sources\doc\py_tutorialsにあるmarkdownファイルをエディタで開いて
読むのがよい。
py_orb.markdown
を開いてみる。
winMerge()で対応するファイルをopencv3.0 と opencv3.1とで比較してみる。
3.1の方では
# Initiate ORB detector
orb = cv2.ORB_create()
# find the keypoints with ORB
kp = orb.detect(img,None)
# compute the descriptors with ORB
kp, des = orb.compute(img, kp)
とチュートリアルにあるpythonのスクリプト、対応するリリースの実装とが一致するようにORBクラスの生成について修正されていることが確認できた。
付記:
OpenCVのOpenCV-Python Tutorialsドキュメントは、Sphinxなどを使ってmarkdownファイルから生成しているようです。
markdown -> rst -> html
MarkdownもはじめようslideShare
このスライドは、markdownからrstに変換する方法を教えてくれている。
Sphinxドキュメント
http://docs.sphinx-users.jp/contents.html
Sphinxはrstファイルからhtmlを生成するツール
追記:
OpenCVのドキュメントは一連のCMakeからのビルドで作っているらしいが、今のところ自分でドキュメントを生成することには3.0でも3.1でも成功していない。3.0のwindows版でCMakeは成功するが、CMake でBUILD_DOCS をチェックして、[configure],[generate]には成功するが、どのようにしたらwindowsで上記のhtmlを生成できるのかがつかめていません。
OpenCVの最新の機能を使おうとする場合には、まだOpenCV-Pythonのバインディングが存在しないのでC++で使うこと。また、opencv_contrib をGitHubのレポジトリからもってきて、追加でビルドする(参考記事)。
OpenCV Change Logs(意訳)によると、
いろいろ興味あるアルゴリズムが実装されている。
参考記事:
opencv_contrib をwindowsで利用するための手順が書かれている。
[1]: 「OpenCV 3.0がリリースされたので導入してみた」