Excelでは扱えるデータは三種類。
・数字
・文字列
・数式
これをしかと覚えるべし。全部違う種類です。
例えるなら数字は計算とか順番できる。材料としてのデータ。
文字列は形っていう感じ。
数式は計算とかできる。データを使って何かを完成させる
四則演算では
- 足し算
=A1+B1
プラス - 引き算
=A1-B1
マイナス - 掛け算
=A1*B1
こめマーク - 割り算
=A1/B1
スラッシュ
と表記する。
数字ではなく文字列を組み合わせたいときは
&を使う。=A1&B1
例1)セルA1
に田中、セルB1
に太郎があれば↑の入力結果は田中太郎
になる。
例2)セルA1
に1、セルB1
に2があれば↑の入力結果は12
になる。
数式の中に文字列を使いたいときには
=A1&B1&"様"
というようにダブルクォーテーションで囲む。
例)セルA1
に田中、セルB1
に太郎があれば↑の入力結果は田中太郎様
になる。
表示設定について
もともと入っていたデータを違う形式に変更する設定ができる力をエクセルはもっています。
「%の表示にしときたいなー」
- 範囲を選択してホームタブのパーセンテージをクリック
ショートカットキーはCtrl+Shift+5
「円単位じゃなくて1000円単位にしたいなー」
- セルの書式設定
Ctrl+1
>ユーザ定義>デフォルトはG/標準
だが、実務でよく使用するのは#,##0
。 - 1000円表示にしたいときはうしろにコンマをつける。→
#,##0,
シリアル値とは
数値のデータ!!っていうのが重要ポイントです。
エクセル君が計算できるのは、シリアル値っていうのが組み込まれているから。
実は、、、
エクセルの内部では日付は1900年1月1日
を1日目として、そこから何日目か計算してるんです。
エクセル君からしたら、
エクセルの内部で扱うデータ≠人間が認識するデータなんです。
エクセル君「僕からしたら今日は1900年1月1日から44652日目なんだけど、みんなが分かりやすように‘2022年4月1日’って表示を変えることもできるよ。」
エクセル君「僕からすると24時間を1として考えるから、今の時間は0.375なんだけど、午前9時ってわかりやすく表示もできるよ。」
これらの値を利用することで、計算などの処理が可能になるのです。
エクセル君に分かりやすく言ってもらうには
セルの書式設定をしよう。Ctrl+1
で素早くできるよ。
コピペの簡単なやり方
ショートカットとオートフィル
っつうのがあるよ。
Ctrl+C
コピー
Ctrl+X
切り取り
Ctrl+V
貼り付け
フィルハンドル■黒いしかく
をそのまんまドラック
→例)1という同じ数値がコピーされる
Ctrlを押しながらドラックすると連番になる
→例)1という数値からドラックすると2345...と規則的になる
→例)日付を入力してダブルクリックすると次の日から1日ずつ増えていく
例)データの規則性に基づき勝手に入力してくれる。フラッシュフィル
データ→フラッシュフィルorCtrl+E
セル参照とは
他のセルのデータを自分のセルに引っ張ってくることができる。
- 相対参照
引っ張ってくるデータの元データを動かすことができる。
Ctrl+Shift+@
数式の中身を見るショートカット
- 絶対参照
元のデータは動かせない。
固定しときたいときに使う。
固定したいデータに$
をつけると固定される。
例)A1+B1のB1は変えたくない…。
→A1+$B$1
こうしとくと固定される。
が、いちいち打ってんのは面倒なのでF4キーを入力すると勝手に$がつくよ!
数式の中で絶対参照を使うとめちゃくちゃ効率化する。
編集モードに切り替える時にはF2
キー。
- 確定したデータを入れたいとき
数式をコピーしてそのまま貼り付けると
相対参照でコピーするとエラーが出てしまう!
そんなときは・・・
Ctrl+Alt+V
で「値」として貼り付けをする。
+書式をもってきたいとき
Ctrl+Alt+T
で書式を貼り付けができる!
実務でよく使うのは
F
数式
V
値
T
書式
W
列幅
この4種類かな。
データベース
データベースっていうのはもともとのデータのことだよ。
-
Ctrl+Shift+*
でデータベースを一括選択できる。
空白に囲まれている範囲をデータベースとみなします。
なのでデータをつくるときは端っこから作るんじゃなくてちょっとスペース空けたりしといたほうがいいね。
表を作るとき
-
票の見出しはユニーク(他と被らないような)なみだしにしないと、エクセル君が混乱しちゃいます。気をつけよう。
-
一行1件のデータにする
-
ひとつのセルには一つのデータをいれる。(セル結合をしないようにしよう)
-
空白行、空白列を作らないように詰めて記入をする。
CSV(comma separated value)ファイルとは
テキストファイルのことだよ。めっちゃいろんなところで使えるから、データベースの保存で使われてることが多い。
他のパソコンとやり取りするときとか、使われることが多いよ。
ただ、これを取り込んだだけだとエクセル君がうまく読み込めない時がある。
なぜなら、CSVはコンマcommaで区切られただけのテキストデータなので、セルの中に1つのデータ、とかができていない状態なのよ。
そんなときのために、変換の方法をお教えしよう!
- まず取り込み!
データタブ選択
→外部データのとりこみ
→テキストファイル
→取り込む
マイクロソフトのマスタデータ→テキストファイル→エクセル
- コンマで区切られたデータを分ける!
列選択する。ショートカットはCtrl+スペース
→文字の区切り位置タブ
→プレビューモードを次へ
→2/3ページ 区切り位置→カンマにレ点で次へ
→完了
これでデータは区切られます。
※実務で使う時は、表が見やすいように
列幅を変えたり、表示設定を変えたりして見やすいようにしておこう!
- 保存する
保存Ctrl+S
→ファイル形式はエクセルブックで保存
データの修正
よく使う三つ!!!
特定の文字列を変えたい!
空白セルに文字を入力したい!
ってときに使えるよ。
置換機能特定の文字列をおきかえる
Ctrl+Shift+* 全選択する
→Ctrl+H 置換タブが出てくる
→「検索したい文字列」の部分にもともとの文字を入力し、「置換後の文字列」に変えたい文字列を入力する
→
ジャンプ機能
Ctrl+Shift+* 全選択する
→ホームタブの中にある検索と選択Ctrl+G
セル選択(いろんなオプション出てくるけど)
→空白セルを選択
→何のデータも入ってない部分を選択できる
→データ入力してCtrl+Enter
→空白部分にだけデータが入ります!
一括入力機能
Ctrl+Shift+*
データベースの一括選択
ホーム→検索と選択→セル選択→空白セル
一括入力はCtrl+Enter
Ctrl+H
で置換タブ
データを変更
TRIM関数
不要なスペースを削除してくれる!
色々入力してるとどーしても出てくるごみのデータを削除する。
ホームタブ
→標準
→列選択 Ctrl+スペース
新しい列を挿入Ctrl+Shift + +
→=TRIM(文字列)
をうつ(トリムってトリミングと同じ意味)
→Ctrl+Shift+方向(選択)
(ちなみにCtrl+方向で一気に端っこまでジャンプできます。)
元のデータを消すときにはTrim関数にした部分を
「値」、つまり文字列データに変更してからけさなきゃ
エラー出ちゃうよん!!
変えるにはctrl+Alt+V
形式を選択して貼り付けしましょう。
ショートカットキーまとめ。
Crtl+S
上書き保存
Ctrl+Z
元に戻す
Ctrl+A
すべて選択
Ctrl+スペース
列選択
Shift+スペース
行選択
Ctrl+alt+V
形式を選択して貼り付け
Esc
入力の取り消し
Ctrl+方向キー
終端まで選択
Shift+方向キー
F2
編集モードに切り替え
Ctrl+Enter
一括入力
Ctrl+1
セルの書式設定
Ctrl+F
文字列検索
Ctrl+D
下のセルにコピー