はじめに
前回は「24日目にLINEミニアプリが完成する初心者 ── Day1.イントロダクション」と題して、アドベントカレンダーでこれから書いていく内容や、今回作るLINEミニアプリの全体像を紹介してきました。
まだ未読の方は是非以下から読んでみてください。
Day2は基本設定ということで、LINE Developersアカウントを作成し、プロジェクトの初期設定を行っていきます。
LINE Developersアカウントの作成
まず、LINEミニアプリを開発・運用するためのLINE Developersアカウントを作成します。
LINE Developersにアクセス
以下のURLからLINE Developersにアクセスします。
右上にある「コンソールにログイン」ボタンをクリックしてログイン画面へ移動しましょう。
LINE Business IDのアカウント作成
既にアカウントをお持ちの方は「LINEアカウントでログイン」、もしくは「ビジネスアカウントでログイン」からログインすることができます。
筆者は初めてのアクセスなので、「アカウントを作成」から進めていきます。
アカウント作成はメールアドレスで登録することもできますが、動作確認がしやすいように「LINEアカウントで登録」をおすすめします。
ご自身でお使いのLINEアカウントでログインを行ってアカウント作成を進めてください。
LINE Developersアカウントの作成
LINE Business IDアカウントとは別で、LINE Developersアカウントというものも発行が必要なようです。
登録自体は簡単で開発者名とメールアドレスで登録することができます。
開発者名は所属するプロバイダーまたはチャネルのAdmin権限を持つ開発者が確認できる名前です。
入力後、アカウントを作成を押すことで、LINE Developersアカウントの作成が完了しました。
ここまでの操作を終えることでLINE Developersコンソールにアクセスすることができるようになりました!
プロバイダーの作成
アカウント作成が完了したらプロバイダーの作成を行っていきます。
"プロバイダー" とは、所属する会社や、個人、そのほかのグループなどを表すものらしいです。
画面中央の「プロバイダーの新規作成」から作成を行います。
プロバイダー名は私の場合、弊社株式会社グッドローカルの中古リノベーション事業を行っている「Mahalo Living」を入力して作成したいと思います。
プロバイダー名は後からも変更可能でしたので、現時点では仮の名称でも構いません。
チャネルの作成
プロバイダーを作成したら、次にLINEミニアプリ用の「チャネル」というものを作成していきます。
登録やら作成やらが多いですが、これが最後なので頑張りましょう!
チャネル は、LINEプラットフォームが提供する機能を、プロバイダーが開発するサービスで利用するための通信路だそうです。
チャネルの種類を選択
まずはチャネルの種類を選択します。
チャネルには4つの種類がありますが、今回は一番左の「LINEログイン」を選択します。
通常LIFFのアプリを作成する場合はLINEミニアプリを選択しますが、今回は開発でLIFFスターターアプリというものを使うのでその場合はLINEログインを選択ていきます。
LIFFスターターアプリの詳しい内容については次回説明します!
チャネル情報の入力
この画面でチャネルの情報を設定していきます。
入力が必要なのは以下の項目です。
- サービスを提供する地域: 日本/タイ/台湾 から選択
- 会社・事業所の所在国・地域: 国名を選択
- チャネルアイコン: 任意のアイコンを設定(変更可能)
- チャネル名: LINEミニアプリの名前
- チャネル説明: 簡単なLINEミニアプリの説明
- アプリタイプ: ここでは「ウェブアプリ」を選択
- 2要素認証の必須化: オンオフで選択
- メールアドレス: 更新や審査結果を受け取るメールアドレス
- プライバシーポリシーURL: LINEミニアプリのプライバシーポリシーURL(任意)
- サービス利用規約URL: LINEミニアプリの利用規約URL(任意)
- LINE開発者契約への同意: 内容を確認しチェック
内容を入力した画面がこんな感じです。
内容を確認し「作成」ボタンをクリックしたら作成は完了です!
まとめ
ここまでで、LINEミニアプリの開発に必要な基本設定が完了しました。
次回は、LIFFスターターアプリの導入と動作確認について紹介していきたいと思います。
残りは22日!
気になる方は是非フォローやカレンダー購読をお願いします