内容
EC2への接続方法を公開鍵認証からパスワード認証へ変更する
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手順
対象のEC2へSSH接続して、ユーザをrootへ切り替えます。
sshd_configのバックアップ取得
設定変更を行う前には必ずバックアップを取得しておきます。
# cd /etc/ssh/
# pwd
/etc/ssh
# ls -l
total 608
...
-rw-r--r-- 1 root root 2276 Mar 15 12:25 ssh_config
-rw------- 1 root root 3977 Mar 15 12:04 sshd_config
...
# cp -p sshd_config sshd_config_yyyymmdd
# ls -l
total 608
...
-rw-r--r-- 1 root root 2276 Mar 15 12:25 ssh_config
-rw------- 1 root root 3977 Mar 15 12:04 sshd_config
-rw------- 1 root root 3977 Mar 15 12:04 sshd_config_yyyymmdd
...
sshd_config設定変更
sshd_configの設定を変更していきます。
(変更前)
#PubkeyAuthentication yes
PasswordAuthentication no
(変更後)
PubkeyAuthentication no
PasswordAuthentication yes
# vi sshd_config
# cat sshd_config | grep PubkeyAuthentication
#PubkeyAuthentication yes
PubkeyAuthentication no
# cat sshd_config | grep PasswordAuthentication
PasswordAuthentication yes
#PasswordAuthentication no
# systemctl restart sshd.service
viコマンドで設定変更を行い、cat+grepで変更箇所が問題なく変更されていることを確認します。
その後、systemctlコマンドでsshd.serviceを再起動します。
パスワード認証での接続確認
Teratermを使用して、パスワード認証でログインできるかを確認します。
その際、現在の接続は保ったまま行ってください。
ユーザ名とパスワードを入力して**ブレインパスワードを使う(L)**を選択して接続します。
終わり
これでパスワード認証へ変更が出来た。
出来たがパスワード認証はあまりよろしくないので元に戻しましょう。
# cp -p sshd_config_yyyymmdd sshd_config
# systemctl restart sshd.service