LTスライドの作り方
Qiita!
の、スライドモードがおすすめです。
この機会にマークダウン記法を覚えて、ついでにスライドも作れるという経験を積むと「アウトプットからのLT」がスムーズになります。
Qiitaスライドを作るコツ
とりあえず、##
でタイトルつけて、一つ改行して本文を書いていけばそれっぽくなります
絵を入れたい!
スライドを作ると、画像を入れたくなるシーンが多々ありますね。
こんな感じに
イラストデモ
文字を使って視覚効果を高める
文字を使って視覚効果を高める
h1の見出しタグだけ書いたスライドを用意するとできます
見た目を重視するとQiita本来の見出しやhtmlアウトラインとしては微妙な感じになっちゃうので、どちらを優先するかは悩ましいところです。
配置にこだわりたい
実際にQiitaでスライドを作るとすぐに出てくる要望が「配置をいい感じにいじりたい」ではないでしょうか?
Qiitaのスライドモードはあくまでマークダウンを簡単にスライドビューっぽく見せるものなので、いわゆる本格的なプレゼンツールのようにわかりやすさを突き詰めるものではありません。
書きやすさと見た目のわかりやすさは両立が難しいのです…
そこで、Canvaがおすすめ!
なるべく書きやすさを保ちながら、見た目をいじりやすいツールの代表格としてCanvaをあげます
(もちろんMicrosoft PowerPointや、システム設計・デザインツールとしてCacoo等といった様々なツールはありますが、無料+汎用性重視のため不採用としました…)
作りたいデザインイメージから描ける
他のプレゼンツールとの大きな違いはデザインからスライドを作るイメージ、作りやすさが圧倒的(個人の主観による)です。
筆者のやり方
- 話す内容やテーマがあって、
- テーマに合わせたデザインイメージを固めたところから、
- 先にデザインを決めてから
- 内容を反映していく
という順番でLT資料を作ることが多いため、特に3でいいスライドデザイン・イメージがないから妥協するか、の時点でややテンションが落ちやすいPowerpoint系と比べるとCanvaは「いや、俺は諦めない!」で理想を追求できるのでモチベーションが落ちにくいというメリットを感じています。
(ただし、時間は溶けます)
とはいえ、内容が一番大事
内容が適当でもグラフなりイラストで湧かせる事は可能には可能ですが、やっぱりエンジニアたるもの、コードやデモがあってナンボみたいなところはありますし、そういった意味では、内容でしっかり勝負するなら変化球(デザイン)に頼らず、先に内容がためをするのは大事なことです。
特にLTの場合、時間をかけて凝ったスライドを作るより、テーマを決めたら内容は補足的に押さえて手早く作っちゃって、当日いいたいことを言うのが一番です。スライドをカンニングペーパー的に使うのであれば、多少の工夫は必要かもしれません。
発展:発表の順序や設計を考える
プレゼンの目的は「自分の主張を相手に分かりやすく伝える<伝わるようにする」ことです。
主張の仕方が拙くても、相手にとって分かりやすいものであれば問題ないです。
逆に、どんなにすごいコンテンツ・見栄えが凄くても、何も伝わらなければ意味がありません。
今回はLTという事なので、LT話者ごとに相手に伝えることを目標にするのか、自分が話して気持ちよくなるのが目的なのかという事もありますので本項については詰めませんが、本番ではお忘れなく!
伝える技術を高めたいなら
- 営業トークを学ぶのがいいです。営業のトーク術にプレゼンのほとんどが詰まっています
- なお、筆者は法人営業の実務経験は少なく、フリーランスエンジニアとして案件相談や人材紹介について少ない知見しかありません
- 伝えるより教えるにフォーカスする場合、伝わる前提で理解を促す必要もあります
- 伝わらなくても理解を促す事自体は可能という考え方もあります
- 筆者は講師経験から、こちらが専門です
- 営業トークに近いプレゼン・トークスキルやフレームワークがありますが、目的に沿って使い分けましょう
- プレゼンを学ぼうとしてとりあえず心理学、はおすすめしません。心理学とトークスキルは関係ないから、です。
小ネタ:発表の仕方を工夫してみよう
私もですが、話し下手(うまく話せない人と、緊張して余計なことまで喋っちゃう人。筆者は後者)な人でも工夫次第でインパクトを残すことができます。
(ただし、先述した「伝わりやすさ」については疑問が残るものがあるので、乱用は厳禁です)
たとえば
高橋メソッドだと
あんまり怒られない
気がします
とはいえ
飽きやすいので
多用は控えましょう
他のプレゼン技法
- もんたメソッド
- 「◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️」に入る文字は?
- 色はタグを使って変えています
他のプレゼン技法
- もんたメソッド
- 「次のスライドで答えを書く」に入る文字は?
- 色はタグを使って変えています
次は、ルパン三世風表現(BGMは脳内でお願いします)
次からのスライドは高速でめくってください
こ
れ
が
ル
パ
ン
三
世
風
表
現
だ
これがルパン三世風表現だ
これがルパン三世風表現だ
正式名称はわかりません。
高橋メソッドを極端にやるとこうなります、の例ですね。一発目のつかみとしては面白いけど、2回目は使えないやつです。
まとめ
色々な話をしましたが、慣れないうちは
- まずは発表内容を決める
- その内容を伝わるようにする
- 発表の方法を考える
- 発表練習
を、上から順番に完成度を上げていきましょう!
おねがい
他の人の話もぜひ聞きたいので「こういう方法あるよ!」というのがあれば、ぜひコミュニティのスレッド内で議論したいです!(Qiitaアカウントを持っていないメンバーがいる可能性も考えられるため、Qiitaコメントを採用しません)