新人研修・会議ファシリテーション用タイムシートテンプレート
実際にQiitaのスライドモードで使ったものをテンプレート化した。適宜書き換えて活用してほしい。単純な構成だが、実際に使ってみると想像以上に便利だった。
※コピーできるようにするため、本稿はあえてスライドモードにしていない。
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# 個人ワーク(mm分):(課題やゴールの状態を書く)
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# グループワーク(mm分):(課題やゴールの状態を書く)
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# ディスカッション(mm分):(テーマやなぜ話すのか、目的を書く)
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# 朝礼(今日やること・目標など)
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# 昼礼(中間報告)
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# 終礼(今日の進捗、またはラストスパート)
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# n限目(HH:mm~HH:mm)
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# 休憩中(再開:HH:mm〜)
応用案
(以下、実際に使ったわけではない)
AIと相談しながら考察した内容で、効果がありそうなものを抜粋する。
基本スライドは1行だけしか書いていないのでシンプルでわかりやすい構成とした。
が、「具体的にこの時間は何をするのか」はやはり補足説明が必要なので、「文字数が増えれば増えるほどわかりにくくなる」という前提をもって、以下のような追加スライドを状況に応じて活用することで、ファシリテーションの質を向上させることができそうだ。
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# アイスブレイク(5分):(テーマ)
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# 演習課題(XX分)
- 目標:〇〇を完成させる
- 制約:□□の機能のみ使用可
- 終了3分前にアナウンスします
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# ふりかえり(10分)
- これからも継続したいこと(Keep)
- 例:単体テスト作成の習慣
- 改善点(Problem)
- 例:コミット粒度が大きい
- 次回から試す改善策(Try)
- 例:コード変更ごとにコミットする
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# 理解度チェック
1. 今日の内容は理解できましたか?
【1】完璧 【2】だいたい 【3】あまり 【4】まったく
Slackのスレッドにスタンプを押してください
2. 分からなかったポイントがあれば教えてください
(専用チャンネルに投稿してください)
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# 小休憩(5分):ストレッチタイム
- 肩を回す(時計回り・反時計回り各10回)
- 首のストレッチ(前後左右各5秒)
- 深呼吸(3回)
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# ペアプログラミング(30分)
- ドライバー:コードを書く人(15分)
- ナビゲーター:指示を出す人(15分)
- 途中で役割交代します
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# 質問タイム(10分)
- 質問がある方は挙手または投票機能で
- チャットでの質問も受け付けます
- 質問がないなら、こちらから確認します
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# 次回までの宿題
- 課題:〇〇を完成させる
- 提出方法:□□に提出(URL)
- 締切:△月△日 18:00まで
ファシリテーションを成功させる小技集
時間管理のコツ
- 「残り5分」などの時間アナウンスはスライドに大きく表示し、音声と視覚の両方で伝える
- 個人ワークとグループワークの配分は2:3が基本、課題によって調整する
- 休憩時間は必ず守る。短縮はモチベーション低下に直結する
参加者の集中力を高める工夫
- 90分に一度は必ず立ち上がるアクティビティを入れる
- 午後の眠くなる時間帯(14:00-15:00)は議論やペアワークなど動きのあるセッションを配置する
- 質問投げかけの前に「10秒考える時間」を設けると回答の質が上がる
スライド活用術
- 重要な指示は必ず文字で残す(聞き逃し防止)
- 議論のポイントはリアルタイムでスライドに追記し、可視化する
- カラーコードを決めておく(重要事項は赤、締切は青など)
新人研修特有のテクニック
- 理解度チェックはSlackやMiroなど匿名で投稿できる仕組みを活用する
- 「分からないことが分からない」状態の人向けに質問例をスライドに用意しておく
- 進捗に差が出始めたら、先行組にレビュアー役を任せ、教えることで学ぶ機会を作る
他にも良い方法があるはず。
本年度研修でも試行錯誤してみる予定。