LT用の原稿的な使い方してます
雑感
各章をまとめてバッサリいきます
1. ChatGPTが仕事を変える!
AIブームの歴史からテキスト生成系の解説へ、そしてAIを使う時の心構えまで。
プロンプトエンジニアリングの重要性を理解するところまでが本章のゴール、という印象
2. ChatGPT入門
このあたりはハンズオン。質問してみるところから、質問を変えて解答が変わるのを見たり、実際に翻訳させてみたり。
3. 欲しい回答を生み出す超テクニック
プロンプトエンジニアリングの具体例
よく使われている「あなたは◯◯のプロです」からアウトプットのフォーマットを指定するとか、チャットbotへ
4~6. 分野別ChatGPT活用法
- 文書作成
- 出力してほしい内容別のプロンプト紹介
- プログラミング
- 実際にサイトを作るまで
- Excel
- Googleサービスで活用できるまで
7. リスキリングに活用する
英会話とプログラミング(資格)、また趣味の例として料理が挙げられている
8. もっと便利なChatGPTの使い方
いくつかあるChatGPT向けの拡張機能やプラグインの話。当然有料
9. 生成AIの使い方と応用
ChatGPTとBingAI、Bardのほか、Text2Imageまで。
DALLEからStable Diffusion、CanvaAIなど。
所感
内容盛り盛りで300ページを超えているが、一つ一つの内容は多くない(あまり解説するようなものではないから?)
この勉強会に参加している、しようと思ったレベルの人なら調べれば出てくるような情報がまとまってる程度でしかないので新しく得られる知識はないかも…
とはいえ、ChatGPTに関心を持っている人は多いので、図書館で借りて読むぐらいならいい感じ。立ち読み向けかな
「AIいいよ!」とはよく聞くけど、具体的にどうやって使えばいいか?という段階の人におすすめしましょう。
不満
やり方を教えてくれるのですが、生成した結果使えるものになっているか?の観点について一切議論されないので、ビジネス利用まで想定するとうーむ、というのが正直なところ
あくまで「できるよ」であって「できたよ」ではないのがポイント。たとえば、このLT用のスライドを生成してもらうために本を読みながらできるか?というとスライド自体を生成させることは書いていません。
とはいえ、プレゼンスライドを生成する話を4章で触れており、目次だけを見ると期待してしまいます。
アプローチの仕方としては、markdownは作れるのでQiitaスライド用に書いてもらって、細かいことを手直しすると言う方針で進めることにした方が良いです。