LoginSignup
2
0

More than 3 years have passed since last update.

[Oracle Cloud] boot volume バックアップのクロスリージョンコピーをしてみた

Posted at

はじめに

下図の通り、OCIではBlock Volumeのバックアップを同一リージョンだけでなく、
他のリージョンにもリモートコピーする機能があります
image.png
image.png
今回はこちらの動作を確認します

バックアップポリシー作成

まずはバックアップポリシーをカスタムで作成します
image.png
"バックアップポリシーの作成"をクリック
image.png
クロスリージョンコピー有効化のチェックボックスがあるのでチェック
"バックアップポリシーの作成"をクリック
image.png
注意事項が出てきます
クロスリージョンの相手は予め決まっているようですね
Londonの場合、Frankfurtです
"作成"をクリック
image.png
作成後、こちらのページになります
image.png
スケジュールを加えます
"スケジュールの追加"をクリック
image.png
時間の選択肢は下記の通り
image.png
下記値で作成(追加)
image.png
下図の通りできました
image.png

boot volumeへバックアップポリシーを適用

今回は、既存のインスタンス(boot volume)に対してバックアップポリシ―を適用します
image.png
image.png
以下がboot volumeの画面です
"編集"をクリック
image.png
バックアップポリシ―の中に、先ほど作成したポリシーが表示されます
選択します
image.png
注意事項が表示されます
適用すると、London->Frankfurtへのクロスリージョンコピーが有効となり、
両リージョンのストレージ料金、ネットワーク料金がかかります、とのこと
"CONFIRM"して"変更の保存"をクリック
image.png
image.png
設定完了です
バックアップが出来るまで数日寝かせます
・・・
・・

動作確認

二日ほど経ちました
バックアップが出来上がっているか見てみましょう
image.png
おお、出来上がってる
ソース・タイプも"スケジュール済"となっていますし、
作成日としても間違いなさそうですね
(ちなみに図中の"test"は手動で作成したもので、関係はありません)
バックアップの詳細はこんな感じ
image.png
果たして、別リージョンにもコピーされているのでしょうか
リージョンをFrankfurtに切り替えて、ブート・ボリューム・バックアップを見てみましょう
image.png
コピーされてますね
"test"はクロスリージョンコピーしてないので在りません

補足、OCIの裏側

  • boot volumeはOCIアーキテクトとしてはblock volumeで作られています。その為、boot volumeの特徴/機能はblock volumeとほぼ同一です
  • block volume/boot volumeのバックアップはOCIアーキテクトとしてはobject storageに保管されます。但し、OCIの通常のobject storageのコンソールページを見てもバックアップはありません。何故ならば、仕組みこそobject storageを使用しているものの、通常サービスのobject storageとは別物扱いとなるからです。

ありがとうございました

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0