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BlackHoleを使って動画・音声を配信してみよう

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BlackHoleを使い、Mac上で再生している動画の映像・音声をZoomやTeamsなどの会議ツールで配信するための手順です。

配信中に自分の音声も載せたい!という方は別な記事を参考にしてください。

実現したいこと

  • QuickTimeなどで再生した動画の映像・音声を、TeamsやZoomでも配信できるようにしたい。
  • ただ、再生中何も聞こえないと退屈。
  • なので自分のMacからも音声を聴こえるようにしたい。

動画の映像と音声を配信したければ、BlackHoleを使うと簡単にできます。

BlackHoleとは?

BlackHoleは仮想オーディオドライバです。
インストールすると、あるアプリケーションで再生した音声を別なアプリケーションの入力として扱えるようになります。

BlackHole is a modern MacOS virtual audio driver that allows applications to pass audio to other applications with zero additional latency.
ExistentialAudio/BlackHole から引用

完成イメージ

下の手順を完了すると、QuickTimeなどの映像・音声をZoomやTeamsなどに配信できる形になります。
スクリーンショット 2021-01-22 11.09.33.png

インストールとセットアップ

BlackHoleのインストール

BlackHoleの手順に従ってインストールします。

複数出力装置のセットアップ

動作の再生中にスピーカーから音声が聞こえるようにするため、複数出力装置を設定します。
今回はMacの内蔵スピーカーから出力できるよう設定します。

Audio Midi設定.appを起動し、「複数出力装置」を追加します。

multi.png

追加後、以下の通り設定します。

  1. 一覧中のBlackHoleの「使用」にチェック
  2. 「マスター装置」に「内蔵出力」を選択

midi.png

外部スピーカーを使いたい場合は適宜設定を変えてみてください。

配信してみよう

システムの音声を複数出力装置に変更

音声の出力ソースを上で作った複数出力装置に変更します。
System Prefrence.appの「サウンド」などで変えてみましょう

preference.png

配信側のツールで音声の入力ソースを変更

ZoomやTeamsで、音声の入力ソースをBlackHoleに変更します。

ここまで終わらせて動画を再生すると、通話先の人に動画を配信できます。

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