フリーランス歴4年の実体験
フリーランスのネットワークエンジニアとして4年経ちました。永遠のポンコツネットワークエンジニアをやってます。今は現場には入らず、副業の技術ブログで生計を立てようとしてます。2023年5月、6月で月10万の収益を超えてきたので波がきてると勝手に思ってます。
フリーランスエンジニアとしての経験をキャンペーンぎりぎりで雑だけど書いていきます。自分のブログでもっと詳しく書いていく予定です。
フリーランスエンジニアのデメリット
- キャリア形成が難しい
- 人間関係のネットワークが広がりにくい
- 将来の不安がずっと付きまとう
- 休みの日も仕事・自己研鑽が必須
- マッチングアプリでモテない
- 会計管理がめんどくさい
- ローンなどの審査は通りずらい
- 孤独
キャリア形成が難しい
まず1番思うのはキャリア形成が難しいこと。マネジメントのキャリアをフリーランスで積みたいと思ってもほぼ無理です。
フリーランスの案件で重要になってくるのが過去の実績です。過去にマネジメント経験がなければ契約単価の高い案件に参入できる可能性は低いです。
人間関係のネットワークが広がりにくい
同僚とか上司とか部下とかの概念がなくなるので、入ってくる情報や刺激が少ない面はあります。業務委託とかであれば会社ごとになにかとくくられるので、孤独を感じることはあります。
将来の不安がずっと付きまとう
案件の契約延長もそうですが、フリーランスのままでいいのかという将来の不安もでてきます。ずっとフリーランスでいつづけるというのはなかなか考えにくいです。
休みの日も仕事・自己研鑽が必須
休みとかは本当に関係ないです。むしろ他の人が休んでいる間にできることを増やす必要があると思ってます。
マッチングアプリでモテない
フリーランスで怪しいからか、出会い系ではウケが悪いです。まあネットワークエンジニアという職種自体で知名度が低いので。キャリア時代にやったらなぜかモテたのでやっぱり安定がいいんですよ。
会計管理がめんどくさい
確定申告と日々の会計整理がとにかくめんどくさいです。会計ソフトのFreeeを使ってますが、それでもめんどくさいです。なにより会計整理でお金が稼げるわけではないので。
ローンなどの審査は通りずらい
自分は体験はしていませんが、フリーランスの先輩とかから聞くとローンとかはやっぱり通りずらいと聞きます。大きな買い物をするときにまだまだ偏見があります。
孤独
フリーランスになりたいなら孤独とうまくつきあえなければきついでしょう。1人が好きな人なら向いているかもしれません。
フリーランスエンジニアのメリット
- 収入は上がる
- 自己研鑽の費用を経費で落とせる
- やりたい案件や仕事を選べる
- めんどくさい人付き合いを避けられる
- なんかがんばってると思われる
- 好きな時間に起きて、好きに仕事できる(案件にもよる)
- 個人のレベルをはかりやすい
- 危機感を感じやすい
収入は上がる
収入は3倍くらいになりました。SES時代とまったく働き方は変わらないのに自分に入ってくるお金は大きく変わりますよ。
自己研鑽の費用を経費で落とせる
本やPCはすべて経費で落とせます。自己研鑽に励みながら節税もできるので最高です。
やりたい案件や仕事を選べる
いわずもがな。案件探しはフリーランスエージェントが大量にありますし、案件も大量にあります。特にネットワークとかのインフラ系は案件の募集が増えているような気がしてます。どこもネットワーク人材はいないんですよね。
めんどくさい人付き合いを避けられる
嫌いな上司とか部下の管理とかはいらずに技術に没頭できるので人によっては気楽でしょう。
なんかがんばってると思われる
フリーランスすごいねと勘違いされます。なにがすごいのかはまったくわかりません。隣の芝生は青いって感じですかね。フリーランスなんてだれでもなれます。自分は会社員の方の方がタフですごいなと思います。
好きな時間に起きて、好きに仕事できる(案件にもよる)
案件にどれくらい入るのかも自分で決められますし、長期的に案件に入らないという選択もできたり柔軟に動けるのはいいです。
個人のレベルをはかりやすい
会社というレッテルが外れるので、個人で評価されやすいです。逆に錯覚資産がきえるのでポンコツともばれやすいです。
危機感を感じやすい
現場に満足しないで行動を起こす気になれるという意味でメリットだと自分は思ってます。
フリーランスエンジニアにおすすめな人
フリーランスエンジニアにおすすめな人は、向上心の高い20代だと思ってます。
自分自身も20代にフリーランスエンジニアになりましたが、かわいがってもらえることが多かったです。まだ若手だからという面である程度失敗が許されるので若いうちにフリーランスエンジニアになってみれば良いと思います。
もちろん、向上心が高い方に限定されますが。
フリーランスエンジニアなんか誰でもなれる
フリーランスエンジニアなんてだれでもなれます。例えばPE-BANKさんでフリーランス案件を探してみてださい。ご自身が参画できそうな案件がでてくるはずです。他にもフリーランスエージェントはたくさんあります。とにかくいろんなエージェントで探せばご自身の気に入った案件が出てくるはずです。自身のブログ記事でもまとめてます。
ただだれにでもおすすめはしないです。個人的には独身で向上心が高い若手エンジニアにしかおすすめしないです。年齢が上がれば上がるほどフリーランスのメリットは享受しにくいです。
フリーランスのがいいとか、正社員がいいとかいう議論くだらないですよね。私自身どっちも経験した上でそれぞれのよさと欠点があったので、どちらが合っているかを個々人の価値観で決めればいいだけです。フリーランスから転職で会社員に戻るのも普通にできます。自分もしました。またフリーに戻りましたが。
まとめ
だらだらと書いちゃいましたが、一言にまとめます。
独身で向上心が高い若手エンジニアだったらフリーランスになるのもありだけど、会社員もいいよ