画像形式を一括で変更する方法
Squoosh CLIを利用していましたが、動かなくなってきました。
Squoosh CLIのメンテナンスは2023年時点で終了してしまいました。
以降の代替手段として、cwebpを利用して「jpgや「jpeg」などの画像形式をwebpにCLIコマンドで一括変換する方法をまとめます。
CWebPを使った画像形式の一括変換方法
筆者の環境は以下の通り
- macOS Sonoma 14.4
- M1チップ
MacのターミナルでCWebPを使用して、DownloadフォルダのJPGファイルをWebP形式に一括変換することができます。
Homebrewを使ってCWebPをインストール。ターミナルを開いて、以下のコマンドを実行。
brew install webp
画像を保管しているフォルダーに移動。
自分の場合はChromeの拡張機能「Image Downloader」を使って、一括でダウンロードした画像の形式を一括変換したいのでDownloadフォルダに移動。
cd ~/Downloads
すべてのJPGファイルをWebP形式に変換。フォルダー内にWebPのファイルが保存される。
for file in *.jpg; do cwebp -q 80 "$file" -o "${file%.*}.webp"; done
すべてのJPEGファイルをWebP形式に変換。フォルダー内にWebPのファイルが保存される。
for file in *.jpeg; do cwebp -q 80 "$file" -o "${file%.*}.webp"; done
コマンドの詳細は以下通り
-
for file in *.jpg;
:Downloadフォルダ内のすべてのJPGファイルに対してループを実行します。 -
cwebp -q 80
:CWebPを使用して、画質を80に設定してファイルを変換します。 -
"$file"
:現在処理中のJPGファイルを表します。 -
-o "${file%.*}.webp"
:変換後のファイル名を指定します。"${file%.*}"
は、拡張子を除いたファイル名を表します。
詳細なオプション
Squoosh CLIの確認・削除
@squoosh/cliパッケージがグローバルにインストールされているか確認
npm list -g --depth=0 | grep "@squoosh/cli"
@squoosh/cliパッケージをアンインストールする
npm uninstall -g @squoosh/cli
@squoosh/cliパッケージが削除されていることを確認
npm list -g --depth=0 | grep "@squoosh/cli"
以上!