ChatGPIのGPT-3.5の頃から2.5年くらい鬼課金し続け、そこそこAIエージェントも触ってきたのでちょっとまとめてみようかなと思いました。
どうせ1週間もたてば状況は変わっているので、あくまで2025/05版ということでご承知おきください。
頭の整理のために作ったものなので、ちゃんと触ったことないツールもちょこちょこあるため、指摘大歓迎です!!
あんま触ってないのはよく分からんって書いてます。
1. IDE 統合/拡張型
ツール | 概要 | 特徴 |
---|---|---|
GitHub Copilot (Chat & Coding Agent) | VS Codeの拡張機能で最近エージェント機能が利用可能に | 行補完・チャット・エージェントによる自動修正・MCP連携 |
Cline | VS Codeの拡張機能 | 触ってない |
Roo Code | Clineフォークで独自機能を実装 | 触ってない |
Windsurf | VS Codeをフォークした独自IDE | Copilotと比較してタブ補完が爆速 |
Cursor | VS Codeをフォークした独自IDE | `触ってない |
まとめ
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GitHub Copilot
- 元祖AIコーディングって感じ
- 行ごとやブロック補完できる
- 自然言語チャット
- エージェントモードによる自動修正
- GitHub アカウントと権限連携だけで導入可能
- MCP利用可能
- 料金体系がわかりやすい
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Cline
- 触ってない
-
Roo Code
- 触ってない
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Windsurf
- VS Code フォーク
- 動作が軽快で、特にタブボタンでのインライン修正がCopilotとはレベルが違う
- AI機能利用時にはトークン消費制での課金
- MCP利用可能
- OpenAIが買収予定なので今後の展開に期待
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Cursor
- 触ってない
2. クラウド/リポジトリ駆動エージェント型
ツール | 概要 | 特徴 |
---|---|---|
OpenAI Codex | GitHub連携・リポジトリ接続しWebUIから指示 | CODEX.mdで行動指針を設定・PR作成 |
Jules | GitHub連携・リポジトリ接続しWebUIから指示 | 実装プランの提示が良い・Gemini自体が強い |
まとめ
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OpenAI Codex
- OpenAI製
- 利用モデルはcodex-1
- GitHub連携し、サンドボックスでコード修正
- WebUIからで自然言語タスクを入力 → 自動でブランチ作成・PR
- AGENTS.md を置くことで各種制約やコーディング規約を注入
- issueは今のところ見にいけないのでタスク整理して別途mdなどを置いとくのが良さげ
-
Jules
- Google製
- 利用モデルはGemini 2.5 Proっぽい?もしかするとFlashかも
- まず実装計画を提示し、承認後にコードを書き始める
- テスト実行やプレビュー環境立ち上げまで自動化
- ほぼCodexと変わらんといえば、その通り
- 今はベータ版で一日5タスクしか投げられない
3. CLI ツール
ツール | 概要 | 特徴 |
---|---|---|
Claude Code | CLIからLLMに指示、コード修正が可能・UIが洗練され、指示が出しやすい・Sonnet 4などで超強化され実質デファクト | 後述のGitHub Actions利用はAPIキーが必要だが、CLIならMaxプランで利用可 |
Codex CLI | 後続のCLIツール | APIキーが必要・OSSなので今後の発展に期待 |
まとめ
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Claude Code
- Anthropic製
- CLIから指示を出してコード修正
- IDEの拡張機能があり、利用しやすい
- ヘッドレスモードでCI サーバーやActionsから実行可能
- 後述のGitHub Actions利用はAPIキーが必要だが、CLIならMaxプランで利用可
- よくCursorやDevinあたりの自立型エージェントと比較されている
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Codex CLI
- OpenAI製
- モデルがある程度自由に選べるっぽい(どっちにしろAPIキーが必要)
- 基本的にはClaude Codeと同じようなことができるが、UIはまだまだ
- サーバー利用も可能
- CLIでもGithub ActionsでもAPIキーが必要
4. GitHub 統合
ツール | 概要 | 特徴 |
---|---|---|
Claude Code Action | `@claudeに反応し、issueをassignできる | APIキーが必要だが、GitHubと綺麗に統合されており使いやすい |
Codex CLI | Actionsでissueの処理やPRの作成などを行う | 公式アプリなどはまだないので、手動でActionsの設定が必要 |
GitHub Copilot Coding Agent | 公式なので一番綺麗に統合されているでしょう | まだあまり使えてないのでなんとも |
まとめ
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Claude Code Action
- GitHubアプリとして追加可能
- PRやIssue コメントに
@claude
などで指示 - APIキーが必要
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Codex CLI
- 独自にGitHub ActionsのYAMLを設定する必要がある
- 逆に、Actionsでできることならなんでもできるとも言う
- APIキーは必要
-
GitHub Copilot Coding Agent
- 触ってない
- IssueにAssigneeとして追加するとタスク実行
- 公式ツールのため上記2ツールでできることは基本的にできる
おわりに
だいたいこんな感じでしょうか。
今はとにかくClaude Code Actionsみたいな形式(コンテナ型エージェントとかって言われているのを見た)がアツい感じですが、最新の開発手法は全部APIキーが必要な従量課金制なのが辛いですねー。
- AIに実装計画をたてさせる
- MCPで全部GitHubのissueにぶっこむ
- issueに反応してClaude Code Actionsが実装を始める
- 出てきたPRのレビューをMCP経由でAIにやらせる
- 人間はマージをするだけ
みたいなのが今のところ理想的なVibe Coding手法な気はしますが、ちょっとお金が…といった悩みはありそうです。
実務の上では、僕みたいなエンジニアリングマネージャーだと
- 設計・タスク整理はo3と一緒に行い、MCP経由でGitHubとれんk
- メイン実装は VS Code + Claude Code
- バグ処理など軽量タスクはCodex(WebUI)
のように利用していくと戦闘力が上がりそうだな、と思いました!
皆さんも色々使ってみて、生産力あげてきましょう!