内容
- 配列とfor文の理解
配列とは
配列は同じ型の複数の要素を1つの変数名と添字によって管理できる便利なものです。
配列によって今まで別々に宣言していた同じ型の変数を一括で宣言できるようになります。
簡単に説明すると、今までA君、B君、C君、D君の4人のテストの点数を別々に宣言していたとします。
こんな感じ。
int scoreA = 90;
int scoreB = 67;
int scoreC = 74;
int scoreD = 83;
4人ならまだしも、100人とかだったら毎行宣言するのはとても面倒ですよね。
配列を使うと人数分の箱を1行で用意することができます。
int[] score = new int[4];
まだ変数に値は代入してはいないのですが4人分の宣言を1行ですることができました。
- 変数型の後ろに[ ]をつけると、「配列を使います」という宣言をしたことになります
- 変数名は配列を使う前と同じように書きます
- newは演算子の一種で、「新しく配列のための箱を準備します」という意味です
- int[4]は「int型の4つの箱を準備します」という意味です
配列を使い、それぞれに値を代入すると下のようにscoreという複数の箱を添字で簡単に管理することができるようになります。
同じ型の複数の要素を扱うときは配列を使ってみてください
for文とは
for文とは簡単に言うと繰り返し文です。決まった回数同じ処理をさせることができます。
for(int i=0; i<5; i++){
Debug.Log(i)
}
上のコードだと、0,1,2,3,4が順番に出力されます。
構造的には以下の通りです。
for(①; ②; ③){
④
}
for文での処理の流れは以下の通りです。
- ①int i=0 (最初の一回だけ実行される。初期化)
- ②i<5 (条件判定:条件を満たしているか確認、条件を満たさなかったらループを抜ける)
- ④Debug.Log(i) (させたい処理)
- ③i++ (ループのカウンタを変更)
- 2~4を繰り返す
プログラミングで繰り返し処理を書くときはfor文を使ってみてください