記事の題名にもありますが、スクラムマスターの研修を受け資格取得できましたので記事として紹介します。
社内システム関連記事はまだありますが、次回以降にしたいと思います。
目次
1.なぜアジャイルの研修と資格??
2.スクラムマスター研修の内容を軽く紹介
3.スクラムマスターとしてのこれから
なぜアジャイルの研修と資格??
まずは、なんでアジャイルの研修と資格を取ることになったのか。
僕自身これまでエンジニア人生の中でアジャイル開発の経験はありません。
しかし社内外問わず「アジャイル」「スクラム」というキーワードを一昔以上によく聞くようになり、
ソフトウェア開発だけでなく経営にも取り入れられている。
実際にこれまでの記事で紹介している社内システムプロジェクトでも「アジャイル開発」を取り入れようかという話にはなったことが多々あります。
記事などでもよくみるけども、やってみたいけどどうやればいいのかもわからず。
そこで社内のアジャイル推進の主担当に任命され、まずは社内に「アジャイル」「スクラム」という言葉を広めていく。
さらにはアジャイル開発のプロジェクトにスクラムマスターとして参画し、実績・経験をしていき、
社外へも発信することにより企業ブランディングや採用活動に少しでもチカラになれるのではと考えている。
まずはスクラムマスター研修と資格を取得することが「真のスクラムマスター」としての第一歩と考えています。
スクラムマスターの資格としては大きく以下の3つがあるようです。
- 認定スクラムマスター(Certifed Scrum Master(CSM))
- PSM(Professional Scrum Master)
- LSM(Licensed Scrum Master)
スクラムマスター研修の内容を軽く紹介
いきなり研修内容紹介する前に、研修までの自己学習をまとめてみました。
アジャイルスクラムはまずはコレ読め!
ってことで、以下の2つを読みました。
アジャイルスクラム関連本
- アジャイル開発とスクラム
- SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発
アジャイルスクラム関連記事
- アジャイル開発が失敗するパターンと成功に導くための5つの心得
- 技術的負債の放置、リリース直前に炎上――アジャイル開発で陥りがちな問題とその原因とは
アジャイルスクラム関連の動画
- LINE Project Management & Agile全社横断組織の戦略と事例
- NTTデータ なぜ金融部門のPMだった辻岡がたった2ヶ月でアジャイル開発のリーダーになれたのか?
- アジャイル開発基礎講座
研修当日について(1日目)
研修はZoomを利用してのオンライン開催でした。
まずは研修受講時の決まりごとや研修の進め方、目的などを共有。
研修自体がスプリントになっていて、各日の午前午後で合計4つのスプリントバックログが設けられており、
参加者で4チームにわかれて、Zoomのブレイクアウトルールを利用してチームごとに議論していく形です。
チーム内でプロダクトオーナーとスクラムマスター、チーム名を決め役割分担を決めていきます。
各スプリント毎にブレイクアウトルームに分かれて、ディスカッションを繰り返していきます。
ファシリテーションはスクラムマスターが行い、オブザーブとして講師の方が入ってもらいフォローしてもらえます。
スプリントバックログの内容は、基本的なスクラムのマインドセットを学んでいくものや、
スクラムマスターのための基本的なプレイブックを学んでいきます。
私がいたチームは、なかなかチーム内で活発に議論できるまですごく時間がかかり、
自分含めてお互い探りながらのメンバーが多かったですw
1日目で感じたことは、このスクラムのマインドはアジャイル開発だけでなく、ウォーターフォール開発の案件や
組織としての運営にも繋がるような考え方がすごく多く、これまでのスクラムに対しての印象がすごく変わりました。
同じ目的を維持して自己組織化されたアジャイルチームを作っていくことで、チームや組織がより良い価値を提供できるのではと考えました。
ただ実際に自社に持ち帰ってどのように始めればよいのか、どのように進めていけばよいのかというイメージがつかなく、
1日目の夜はモヤモヤした感覚がすごく残っていましたw
研修当日について(2日目)
1日目はチームごとに分かれてディスカッションすることが多かったのですが、2日目は座学が多めでした。
スクラムにおける見積りの考え方だったり、スクラムマスターとしてチームをコーチングする方法を学んだりしました。
実際に永和システムさんのペアプロライブを見れたり、見積りや品質や契約のお話いただきました。
永和システムさんのアジャイル開発のリモート見学も開催されているのでご興味ある方は是非!
契約のところでは、アジャイル型と従来型とでは特徴が大きくちがいます。
従来型では「ユーザの要求をベンダーが実現する」のですが、アジャイルでは「ユーザとベンダーが協力してプロダクトの価値を最大化する」といったこともあり、プロダクトオーナーを発注側から選任することでより責任を持って進めることができるのではと感じました。
2日目終了時点でかなり頭を使い果たしていましたが、すごく充実した2日間だったと感じました。
1日目終了時点でも感じたことですが、スクラムのマインドはアジャイル開発だけではもったいない!
私自身はアジャイル開発を経験したことはなかったですが、なんとなく自分にあうのでは?とも感じたし、
絶対にこのマインドを自社で広めていくことでさらに組織としてさらに次のステップにたつことができる!と考えました。
スクラムマスターとしてのこれから
研修が終了し、翌週半ばにスクラムマスターの試験を受験し無事に取得することができました。
やっとスクラムマスターとしてスタート地点にたった感じです。
まだアジャイル開発でのスクラムマスターも経験していないのですが、まずは社内システムのPJに持ち帰って
スクラムのマインドをほんの少しずついれていっています(チームメンバーは気づいていないかもですが)
そして自社の経営層やマネージャー層にもこのマインドを注入していき、これまでのアジャイルやスクラムの考え方を180度変えてもらいたい。自社には良いメンバーがたくさんいるのでそのメンバーの良いところや、会社の文化も取り入れながら浸透させていければと思います。
これからは、さらに経験と学びを繰り返しこのスクラムを広めていくひとりとしてやっていきたいと思います。
また次回もアジャイルの記事書ければと思います、見てくださってありがとうございました!