はじめに
1年近く、プロジェクトでMiroを使っています。
設計のためにこんな使い方した、こんな風にしておくとメンテナンスもしやすかったとか、こんなことに使ってみたといったことを徒然なるままに残しておこうと思い投稿してます。
こんな場面でMiroを使っています
- 外部要件を整理する
- インターフェース定義
- システム間連携
- データパターンの整理
- スケジュールの意識合せ
- デイリーで行う予定と実績の記録
- タイムボックス
- タスク
- 議事メモ
- 感情(成功、失敗、良かった点、愚痴…。)
使っている時の工夫
使っているすべてのシーンで多用しているは、frame
の中に用意されているCustom
というFramのオブジェクトです。
- 理由は、いたって簡単な理由で、以下の2点があるからです。
- このFramオブジェクトの上で、
sticky note
(付箋)やshape
といったオブジェクトを配置すると全体の場所を移動したいときとかに、Framだけを選択すると全体を移動することができる - 全体の履歴として残したい場合も、このFramをコピー&ペーストすることですべてのオブジェクトをコピーして移動することができる
- このFramオブジェクトの上で、
- こんな感じで全体をコピーして貼り付けたり、移動するのは、面倒ですよね。対象をすべて選択できているのかなど気にしないといけないので。
※といっても、比較的容易なんですが💦
- ですが、やはりFrameだけを選択するとFram内のオブジェクトはもれなく選択範囲にしてもらえるとなると、ワンクリックで済むので、より容易なのでよく利用しています。
次によく使うのは、オブジェクトのロック機能です。
-
フォーマットにしたい内容を作成したら、Framでくくってロックしておく。
-
このロックした内容をコピーして貼り付けるとロックがかかっていない状態でコピーできるので、フォーマットにしたい内容をロックしておくと非常に便利で多用している。(画像は、デイリーの予実を遺すためのフォーマットです。)
最後に
Miro
はあくまでも設計の時には、ドキュメント作成する際のイメージを提供するための有用な一助であると、とらえています。
というのも、Miro
で作成したイメージをAsciiDoc
やConfluence
に持っていきたくてもそのままを持っていくことはできず、イメージ図にして配置する必要があるため、設計書側のメインになるAsciiDoc
やConfluence
では修正ができないからです。
ですが、その代わりに、容易にバックアップが取れて、AsciiDoc
やConfluence
に反映しなおせるので、非常に優秀なツールだと思っています。
また、何か工夫になると思うことがあれば、投稿させていただきます。
参考
- Miroを使ってみたいと思われた方は、こちらから