はじめに
- AsciiDocを使ってドキュメントを書く作業を担当するようになり、初めてAsciiDocに触れたので、書き方、表現の仕方に困った内容を纏めておきたく、投稿しております。
- 基本的な導入手順や設定などについては、ほかに投稿されている記事など有用な記載の情報が多いので、ここでは触れません。
- ここでは、私がこんな表現をしたい!を必要に駆られ、Qiitaをはじめサイト検索してたどり着いた結果を残していきます。
さっそくですが、Wordで書かれたマニュアルドキュメントをAsciiDocに置き換える作業をしていました。
Word → AsciiDocにするコマンドもあるようですが、今回は画像の差し替えや、文章の見直し込みだったので、移植できるところをちまちまコピーしながら実施していました。
その中で、表現に困った内容を纏めておきたいと思います。
困っていたこと
- 表の中に複数の画像を挿入すること
- 一つのセルに複数の画像を入れること
解決方法
[cols="1,2a", width=70%]
|===
^|地方名 ^|地図
^|東北地方 ^|image::tohoku.png["東北地方","30%"]
^|関東地方 ^|image::kanto.png["関東地方","30%"]
|===
こんな感じでうまくいった。(ググって出てきた表で画像を扱う方法の通りだった。)
同じように、書けるんじゃないか?ということで、
こう書いてみた
[cols="1,2a", width=70%]
|===
^|地方名 ^|地図
^|東北地方 ^|image::tohoku.png["東北地方","30%"]
^|関東地方 ^|image::kanto.png["関東地方","30%"]
|===
結果は、解釈してくれず、下図のようになった。
で、思った。
セルに対してAsciiDocの画像を表現したいという命令が聞いていないのかなと・・・。
そこで、改めてセルに対して、a
を付与してみた。
[cols="2,2,3a", width=70%]
|===
^|地方 ^|都道府県 ^|地図
.3+|関東地方 ^|埼玉県 ^|image::tohoku.png["埼玉県","30%"]
^|東京都 ^a|image::kanto.png["東京都","30%"]
^|神奈川県 ^a|image::kanto.png["神奈川県","30%"]
|===
[cols="1,5a", width=75%]
|===
^|季節 ^|季節を代表する野菜
^|春 |キャベツ: +
image::cabbage.png["キャベツ", 20%] +
|===
が、画像一つを入れたが、こうなった。
どうやら、文字列が画像より前にあるとうまく画像を差し込めないらしい😓
どうするか、思案して思いついた。
表の中、表を作った表の中に入れれば、入るんじゃ…💦 やってみよう!
・・・ そもそも、表の中に表を入れる?
|
(パイプ)ではなく、!
(エクステンション)で表現すると書けるらしい。
[cols="1,5a",width=75%]
|===
^|季節 ^|季節を代表する野菜
^|春|キャベツ:
[cols="1"]
!===
!
!===
|===
セルの中に表を作成することができた。
「キャベツ:」をセル内の表の外に書いたけど、これも全部セル内の表に入れてしまえば、バランスよくなる?と思いつつ、画像を入れてみようと、こう書いた。
[cols="1,5a",width=75%]
|===
^|季節 ^|季節を代表する野菜
^|春| //キャベツ:
[cols="a"]
!===
!キャベツ:
!image::cabbage.png["キャベツ", 20%]
!アスパラガス:
!image::asparagus.png["アスパラガス", 20%]
!===
|===
いい感じに表現できた。
あとは、罫線がなければ、それっぽくなるな!
ということで、frame
とgrid
をnone
に指定すれば、こんな感じで書いて
[cols="1,5a",width=75%]
|===
^|季節 ^|季節を代表する野菜
^|春| //キャベツ:
[cols="a", frame="none", grid="none"]
!===
!キャベツ:
!image::cabbage.png["キャベツ", 20%]
!アスパラガス:
!image::asparagus.png["アスパラガス", 20%]
!===
|===
#最後に#
今まで、ググるとQiitaの記事にたどり着くことが多い。
ここに自分でも何か投稿できないかな?と思い、初めて投稿してみました。
実現した方法以外にも実現方法はあるのかもしれませんが、調べた結果をメモ的な感じで残したものになります。
拙い表現かもしれませんがご容赦を
今後も、自分のメモ的な感じで投稿していきたいと思いますが、
残すための文章を書くのがこれほどに大変とは。。