📌 本の紹介
大手IT企業(おそらく通信大手のS社)のエンジニアのマネージャーが、現場での経験をもとに「IT技術者向けのマネジメント経験」を綴った一冊。
- マネジメントの目的
- 組織全体としてのエンジニアの技量をどう高めるか
- そのための、インプットとアウトプット(そして予備)時間の配分
- 部下やビジネスサイドとの関わり方
などのテーマを、エッセイ的に描いている。
本の全体の構成
本書は 8つの章 で構成されている。
🔹 第1章:マネジメントできるのは未来だけ
🔹 第2章:理想を描いて余裕を作る
🔹 第3章:部下は思い通りに動いてくれない
🔹 第4章:学べる仕組みを実装する
🔹 第5章:キャリアパスから組織を考える
🔹 第6章:プロジェクト予算を疑う
🔹 第7章:完成したマネジメントなんてない
🔹 第8章:正解のない世界でマネジメントをしていく
📌 感じたこと
✅ アウトプットは60%、学習20%、緊急対応20%という時間配分
→ インプット大事。まじクソ大事。
✅ エンジニアとビジネス職の間にはコミュニケーション
→ 知識や関心の分断からエンジニアとビジネスのコミュニケーションがうまくいかないというのは、筆者の会社でも課題になっているみたいでソレナー。
📌 まとめ
いい本。エンジニアのマネジメントをしている人にはおすすめ。
エンジニア個人のセルフマネジメントにも応用できる考え方があると思う。