CocoaPodsは、iOSやMac向けのアプリ開発において、ライブラリを管理するためのパッケージマネージャーです。
GitHub などからライブラリを自動で取得・管理できるため、ライブラリの導入・更新が簡単になり、開発効率が向上します。
1. CocoaPods がインストールされているか確認
まずは CocoaPods がすでにインストールされているか確認しましょう。
pod --version
バージョンが表示されればインストール済みです。
表示されない場合は、次の方法でインストールしましょう。
2. CocoaPods のインストール方法(2通り)
✅ 方法 A:gem(RubyGems)でインストールする場合
RubyGems を使ってインストールします。
Ruby 環境に慣れている方向けです。
sudo gem install cocoapods
📌 注意:PATHを通す必要があります
pod
コマンドが not found
になる場合は、PATH が通っていない可能性があります。
以下のコマンドで確認:
echo $PATH | grep '.gem/bin'
何も表示されなければ、以下を ~/.zshenv
(または ~/.zshrc
)に追記:
export PATH=$HOME/.gem/bin:$PATH
反映するには:
exec $SHELL -l
再確認:
pod --version
✅ 方法 B:Homebrew でインストールする(推奨)
特に Flutter を使用する場合や、M1/M2 Mac では Homebrew 経由の方が安定することが多いため、こちらをおすすめします。
brew install cocoapods
インストール完了後に確認:
pod --version
おまけ:pod repo update
初回や久しぶりに CocoaPods を使うときは、リポジトリの更新をしておくと安心です。
pod repo update
これで CocoaPods のインストールは完了です✨
Xcode や Flutter のプロジェクトで pod install
を使って、ライブラリ管理を快適にしましょう!