はじめに
Oracle Java Cloud Serviceをフリートライアルで使い始めるでJava Cloud Service(以降JCS)を使い始めるまでを書きましたが、今回は作ったJCSを停止したり、削除したりする方法です。
停止は、JCSを一時的に使わないけど、また後で使いたいときに使います。
削除ではJCSのVMごと削除されますので、もう必要なくなったときに使います。
フリートライアルであれば、JCSインスタンスを作成しては削除して、また別の構成で作成する、といったやり方で色々な構成を試してみるのもいいのではないでしょうか。
クリックベースでできますので、簡単です。
最初に停止の方法、次に削除について書きますが、停止せずにいきなり削除も可能です。
JCSの停止
Oracle CloudのMy Servicesにログインし、Oracle Java Cloud Serviceのサービス・コンソールのリンクを開きます。
上のメニューボタンを開くと、中止ボタンがあります。これが停止ボタンです。
トポロジをクリックし、その下にあるアクティビティを開くと、停止状態を確認できます。画面例だとまだ停止が進行中の状態です。
この停止のやり方だと、JCSインスタンスに含まれるすべてのVM(管理サーバー、管理対象サーバー、ロードバランサー)が停止します。(管理対象サーバーとロードバランサーに関しては個別に停止もできます。)
Database Cloud Serviceインスタンスの停止
ついでにDatabase Cloud Service (DBCS)インスタンスの停止のやり方も。
JCSの停止が完了していないと、以下のメッセージが出てDBCS停止できません。JCSの停止の完了を待つ必要があります。
停止が実行できると、こちらもアクティビティから状況を確認できます。
JCSインスタンスの削除
ここでJCSと一緒に作成したDBCSの管理者ユーザー(普通は「SYS」)とそのパスワード(DBCSインスタンス作成時に指定したパスワード)を入れますが、もし忘れてしまっても強制削除ボタンを入れておくと、削除することができます。(しかしユーザー名とパスワードは一応入れないと削除ボタンが押せないので、デタラメなユーザーを入れてみています。)
必要であればこの後DBCSインスタンスも削除できます(JCSを削除するまでは接続先のDBCSインスタンスは削除できません)
以上